
大宮シティクリニックで人間ドックを受けてきました。今回は再検査もなく無事終了しました。良かったです。これで一安心です。
私の家から大宮に行くには武蔵野線で武蔵浦和まで行き、そこから埼京線で1本が普通ですが、今日は「むさしの号」とかいう大宮直通の電車に乗れたので乗り換えなしで1本で大宮まで行けました。西浦和の先あたりから秘密のトンネルを抜けていくようです。
大宮シティクリニックは大宮ソニックシティの14Fにあります。人間ドックと一般外来を行っていますが、平日の午前中は人間ドック受診者いっぱいです。悪く言えば流れ作業ですが、良く考えれば効率よく短時間で検査ができます。昨年に続いて今年で2回目になります。
今年の予約時間は8時30分だったのでちょうどその時間に到着するようにしました。入り口左の受付で名前を告げて番号をもらいます。結局、この受付での順番ですべての検査が進むので、この受付で前後した人とは最後までご近所さんになります。今年は16番をもらいました。私はこれで帰るまで16番として扱われます。もちろん、名前で呼ばれますが。
しばらく待つとカウンターから呼ばれます。ここで保険証を見せて問診表と便潜血検査を提出します。これで正式に受付が完了です。またしばらく待つと、名前を呼ばれ更衣室に連れて行かれます。着替え終わって検査室の方へ進むと、改めて検査室の受付です。とはいっても、既に一番最初の受付時の番号の順で呼ばれますから、早く着替えても順番を繰り上げることはできません。ちなみに検査室には本などを持参することができます。私も持っていこうか悩んだのですが、本に集中していると名前を呼ばれるのを聞きそびれてしまう可能性があるのでやめました。でも、持ち込んでいる人も何人かいました。MCP試験の参考書(赤本) を持ち込んでいる人もいました。(^^)
最初は検尿です。コップに25ccほど尿を取りトイレ内の引き出しに入れます。この検尿の先は若干、混雑緩和を考慮されているようで人によって検査項目が異なるようです。といっても、その最初だけで後はみな一緒ですけど。私は検尿の次は胸部レントゲンでした。
レントゲンが終わると血圧、視力測定、血液検査と進みます。そして身長、体重、体脂肪率測定です。といっても、3つとも同時の測定です。台に乗ると身長と体重と体脂肪を同時に測定してくれる機械です。これが終わると聴力測定と肺活量の検査があって、その後、心電図です。心電図も短時間で測定され、続いて眼圧測定と眼底撮影があります。コンタクトをしている場合、外さないといけません。ここで一区切りです。いったん、検査室の受付まで戻ります。
といっても休むまもなく超音波検査です。妊婦さんが検査するような機械で内臓を検査します。クリームでおなかが少しヌルヌルになります。これが終わるとお待ちかねのバリウムによる胃のレントゲン撮影です。この検査は苦手な人が多いようですが、私が去年受けた注腸検査に比べればそれほど抵抗感は無いです(注腸検査とは肛門からバリウムを入れて大腸を撮影する検査です)。
本当の最後は医師による診察です。聴診器や打診です。そしてこれで一通りおしまいとなります。私の場合、8時30分受付で10時に終わってしまいました。でも、結果説明は10時45分から番号順なので1時間近く待たなければなりませんでした。
着替えてからは備え付けの雑誌で時間をつぶしました。検査も終わると順番で私の前にいる数人のお名前はわかっているので、結果説明の呼び出しでも自分の順番がすぐわかるようになっていました。診察室に入って検査結果を聞きます。説明してくれる先生の顔をどこかでみたことがあるなと思ったら、ホームページに出ていた理事長先生でした。
去年は便潜血が陽性になってしまったので注腸検査を受けたのですが、その後、産業医の先生の勧めで大腸の内視鏡検査も受けました。そんな話を理事長先生にすると、「それはかわいそうなことをしましたね」とのお言葉。必要なら注腸検査の時のフィルムを貸してくれたとのことです。予想外の言葉でしたが、彼によると最近の若い先生は内視鏡世代だからバリウム検査の良さを知らなすぎるそうです。レントゲンフィルムの見方さえ知らないんじゃないかと嘆いていました。一方で、内視鏡を専門にする先生からすればバリウム検査はあまり意味の無い検査ということになっていますので、私としてはどちらの立場を信じればよいのかよくわかりませんが、お医者さんでも世代間でいろいろな考えがあるということのようです。
まあ、ともかく今年は再検査もなくほっとしました。帰り際に昼食用のチケットをもらえるのですが、今年はそごうの中のCasa Grandeというお店でハンバーグを食べて帰りました。
念のため下剤のプルゼニドをもらっておきましたが、昨年同様、必要ありませんでした。最近のバリウムには1回分の下剤が入っているそうです。