勝浦宇宙通信所 展示室入り口

かつうら海中公園の勝浦海中展望塔と千葉県立中央博物館分館海の博物館」の続きです。

まずは、2月26日のH-Aロケット7号機の打ち上げ成功おめでとうございます。敬意を表してJAXA勝浦宇宙通信所に見学に行きました。

勝浦宇宙通信所は1968年2月に科学技術庁宇宙開発推進本部の「勝浦電波追跡所」として発足、宇宙開発事業団(NASDA)の設立とともにその一施設となりました。2003年10月1日、宇宙開発事業団(NASDA)と宇宙科学研究所(ISAS)と航空宇宙技術研究所(NAL)の3機関が統合し、独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)となるのに伴い、現在はJAXAの施設となっています。

勝浦宇宙通信所は人工衛星の追跡と管制を行っています。大きなパラボラアンテナで人工衛星が所定の軌道を回っているか監視しデータを中央に送ることと、中央から送られてきた人工衛星に対する指示を実際に人工衛星に向けて送信することが主な業務です。

この一角に展示室があって一般の人が無料で見学できるようになっています。土日でも入ることができます。業務に使われている3基のパラボラアンテナの他、直径18mの広報用パラボラアンテナというものもあり、見学者が自分でこのパラボラアンテナを操作できるそうですが、残念ながらこれは平日だけです。

勝浦駅からは車で10分くらいのところにあります。途中までは太い道ですが、通信所の敷地に入ってからは細く急勾配な道を若干進む必要があります。道なりに進むと管理棟に到着します。

管理棟では警備員の方が屋外に出て出迎えてくれました。・・・というのはちょっとプラス思考のしすぎでしょうか。実際には道の途中に監視カメラがあるのでしょう。車が上がって来るのがわかったので、怪しくないか確認しに来たという感じでした。テロの対象ともなりうる施設でしょうから、対応方法はきちんとマニュアル化されているのでしょう。「見学したいんですが・・・」というと「ここです」と教えてくれました。

中に入ると警備員の方から訪問者用のバッチを受け取りました。施設内では身につけていなければなりません。持ち帰ることのできる記念にもなるバッチです。展示室は入り口を入って右手すぐの所にありました。特に説明もありませんので、勝手に見学するだけです。日曜日だったせいか、所内はガランとしており、目に入ったのは何人かの警備員だけでした。前後で他の見学者にも出会いませんでした。

勝浦宇宙通信所 展示室

展示室はお世辞にも広いとは言えませんが、模型(H-II、H-IIA)など、なかなか興味深い展示が所狭しと並んでいました。パンフレットもたくさん置かれていました。日本が開発してきたロケットや人工衛星のパンフレットに加え、現在各国で建設中の国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」のパンフレットなどがありました。簡単に手に入るものでもなさそうなので、とりあえず全部もらってきました。

展示だけでなく施設見学もできるとうれしいのですが、セキュリティ上、難しいのだと思います。というか、実際の通信所の一角に展示室を設けて土日ですら一般公開している点は賞賛に値するのではないでしょうか。

やはり宇宙って未知なだけに夢があると思います。お金はかかりますが、宇宙開発はどんどん行って欲しいです。それに伴い、世界の人たちの視点がグローバルからユニバーサルに移行し、結果的に無用な争いも減るんじゃないかと期待しています。

そういえば、この勝浦宇宙通信所では平日だけのサービスとして写真入りのキーホルダーを無料で作成してくれるようです。私が行ったのは日曜日だったので作ってもらえませんでしたが、実はその日の朝、勝浦ホテル三日月のロビーで同じものを700円で買っていたのでした。日曜日で作ってもらえなかったことを良かったと考えるべきか悪かったと考えるべきか・・・少し複雑なのです。

JAXA採用担当者ブログ」の「H−僑疎任曽紊下命薪」にトラックバックさせていただきました。JAXAiにも行ってみたくなりました。

なぜか次回は「海ほたる」に続きます。