夏休みに愛知万博「愛・地球博」に行くことにしていますが、「愛知万博でリニモに乗りたい(本当は山梨実験線で超電導リニアに試乗したい)」で触れたようにポケモンのポケパークにも行くことにしています。主催者の目論見どおり、万博のついでにポケパークに寄ろうとしている人は少なからずいるようです。昨日3月18日オープンです。

このポケパーク、ポケモン大好きクラブでメインストリートの名称を募集したりと、一部ではだいぶ盛り上がりを見せていました。でも、私が興味を持っていたのは、パーク内のアトラクションの支払いがEDY(エディ)で行われる点です。パーク内でEDYカードの購入やチャージはできるようですが、現金そのものは使えないようです。

EDYはビットワレットが提供するプリペイド型の電子マネーです。SONY(ソニー)が開発した非接触型ICカードFelicaで作られていて、カードのほか、最近では携帯電話にEDYを組み込んだおサイフケータイなども出てきています。そのほかにもキーホルダー型のEDYなどもあるようです。

使える店舗は限られていますが、今後ますます普及するのではないでしょうか。似たようなシステムに銀行口座から直接引き落とされるデビッドカードというのがありますが、EDYはパスワード入力が無い分、利便性も高いのではないかと思います。ただし、あくまでプリペイドなのでEDYには現金やクレジットカードからチャージしなければなりません。でも、裏を返せばチャージ額以上が盗まれることはありませんので、小さな子供に持たせることも可能です。給料が現金支給から銀行振り込みになってお父さん方の地位が下がったのと同様、小さな子供までが現金を見なくなったら、お金のありがたみを学習する機会がなくなってしまうかもしれませんが・・・。

EDYの常用者の中には、通常クレジットカードでの支払いができないNTT料金や電気料金などをクレジットカードで支払いたいために、クレジットカードからEDYにチャージして、EDYを使ってコンビにで支払う人もいるそうです。。なるほど、私もなるべくクレジットカードで支払いたい人なので、これは魅力的です。

今回、ポケパークに行くにあたりこのEDYを手に入れる必要が出てきました。当初、ポケパークスペシャルエディションEDYカードが前売りで1,500円で買えるというので(購入期間によってデザインが異なりました)これを手に入れることを考えていたのですが、いつの間にか前売り期間を逃してしまいました。今、買うと2,000円だそうです。でも、落ち着いてよく読むとこの2,000円の代金はプリペイド額には充当しないんだそうです。つまり、ポケモンの絵がついたカード本体の価格が2,000円なのだそうです。このスペシャルエディションEDYカードを使用すると若干の特典はありますが、個人的な感想では金額に見合った特典ではありませんでした。

ということで、その他のEDYカードをチェックしてみました。すると、なんと、このページにあるようにあちこちからEDYカードが発行されていました。

この中から何かを選ぶ必要がありますが、私の選択ポイントは次の2つとしました。

  • 維持費がかからないこと
  • 無用なカード枚数増加は避けること
  • 遊び心があること

クレジットカードの色で誇示するほどのステータスもありませんので、入会金や年会費はゼロでなければなりません。また、できればカードの数は増やしたくありません。ただでさえあちこちでカードを作らされて(作らないと損をする構造になっているので)財布の中はカードだらけなところに、最近、「ETC機器の検討、購入(オートバックス)、取付(EP-223A)」で触れたように新しくETCカード作成で3枚(新規クレジットカード、新規ETCカード、既存カードへの付属ETCカード)もカードが増えているので、もう飽和状態です。さらに、新しくカードが追加になるのであれば、何かそのカードを使って今までに無い何か新しいことができるとおもしろいと考えました。

以上の観点から検討した結果、残ったのが「郵貯My Sony Card」と「トイザらス・オンライン・カード」でした。前者は郵貯のキャッシュカードとの置き換えが可能ですし、後者は現在持っているトイザらスカードを解約して置き換えればカード枚数を増やすことなくEDYを持つことが可能です。どちらもMy Sony Cardのクレジット、EDY、eLIOが組み込まれています。eLIOとはインターネットショッピングでネット上をクレジットカード番号が流れないようにする仕組みです。

今、トイザらス・オンライン・カードを申し込むとトイザらスの1,000円分の商品券とパソリがもらえるようです。郵貯My Sony Cardの場合も安くパソリが手に入るようですが、詳細については現在郵送で請求している資料待ちです。実はこのパソリが選択条件の3番目に挙げた「遊び心があること」に該当します。本来の目的はPCに接続して、EDYカードの読み書きを行う機器ですが、同じFelicaを使用しているJR東日本SUICAの中身を参照したりすることができるようです。それが果たして便利かと問われれば何とも言えませんが、少なくとも遊ぶことはできそうです。これはいずれのカードにしても手に入れようと思っていますので、追って使用後の感想を述べたいと思います。

いずれのカードにするかはまだ決定していませんが、申し込んだらこちらのサイトから、別館「毎日はレビュー」でご報告したいと思います。


新型PaSoRi会員特別価格ご提供キャンペーン実施中!