「ポケパークで使うEDY(エディ)カードの準備 My Sony Card」で申し込んだEDY(エディ)カードとPaSoRi(パソリ)ですが、ほぼ同時に到着しました。
EDY(エディ)カードは「本人限定受取郵便」というもので配達されました。オンラインでカード申し込みをしましたので本人確認は行っていないことになります。だから、こういう送付形態になるのでしょう。
私にとっては初めての本人限定受取郵便でした。こんな種類の郵便物もあるんですね。地元の郵便局からは封書に入った「本人限定受取郵便」のお知らせが届きました。私自身が家にいる日時を連絡すれば郵便局から配達してくれるようでしたが、すぐ欲しかったので週末に郵便局まで取りに出かけました。このあたりは不在者通知を持って郵便局に行くのと同じです。ただし受け取りは家族の人間ではだめで、本人が本人であることを証明できる書類持参で行く必要があります。私は運転免許証を持っていきました。運転免許証のコピーを取られハンコを押して郵便物を受け取りました。
EDY(エディ)が付属されているクレジットカードということで、同じICチップの入ったSUICAぐらいの厚さや硬さを勝手に想像していたのですが、これは間違いでした。普通のクレジットカードと同じ厚さで硬さでした。
PaSoRi(パソリ)は宅配便で送られてきました。RC-S320という機種です。事前に写真を見ていて、少しは重さがあるだろうと思っていたのですが、予想に反して軽いです。というか、軽すぎてハードウェアって感じがしません。でも、このRC-S320は"MADE IN JAPAN"でした。ガンバレ日本。
せっかく入手したPaSoRi(パソリ)ですので、これは有意義に遊ばせてもらわねばなりません。まずはPCに接続できるようセットアップしました。
PaSoRi(パソリ)はUSB接続ですが、いきなりUSB端子に接続してはいけません。接続前にドライバをインストールする必要があります。PaSoRi(パソリ)にはCD-ROMが添付されてきましたので、説明書に従ってこのCD-ROMからドライバや各種ソフトウェアをインストールしました。PCのドライブにCD-ROMをセットすると自動的にインストーラが立ち上がります。あとはメニューに沿って「Felicaリーダー/ライターソフトウェア」「Edy用アプリケーション」「SFCard Viewer」をインストールするだけです。ほとんど「次へ」を選択するだけでインストール可能ですが、途中、選択画面が正面画面の裏側に隠れてしまいAlt+Tabで画面選択しないと先に進めなかったり、実際には「次ページ」は無いと思われるのにグレーのまま「次ページ」の表示が出ているので先に進めず悩んでしまったり、挙句の果てにはダンマリになってしまって途方にくれたりしました。簡単なんですが、ちょっと悩ましいインストーラでした。また、SUICAやICOCAの中身を見ることのできるSFCard Viewerをインストールすると前提ソフトとして.NET関連のソフトのインストールも必要になります(CD-ROMに入っています)。これをインストールしたせいか、自宅のWindows XP Home Editionは起動時にログインユーザ選択画面が出るようになってしまいました。まあ、これも大したことではないのですが・・・。
インストールが一式完了すると、PCを再起動する必要があります。そして、これでPaSoRi(パソリ)をPCのUSB端子に接続できるようになります。接続したら、ツールで自己診断してみましょう。これが正常であればインストールは完了です。
まず、SFCard Viewerで手持ちのSUICAのイオカード部分の情報を参照してみました。SFCard Viewerを起動して、SUICAをPaSoRi(パソリ)の上に乗せるだけです。画面にはプリペイドの残額とカード内に記録されているイオカードの使用実績が表示されました。おそらく、前回券売機で履歴印字を行った後の使用実績が表示されるのでしょう。履歴印字を行うことでそれまでの使用実績はクリアされるのだと思います。何のことはない、ただこれだけの機能なのですが、今まで駅に行かないと見られなかった情報が自宅でも参照できるようになったことに少しだけ優越感を感じるのでありました。自宅でクレジットカードからSUICAにチャージできれば便利なのでしょうが、現時点ではセキュリティ的に問題があるのかな・・・。
次にPaSoRi(パソリ)の目的であるEdy Viewerを試してみました。プログラムを起動して「Edyチャージ」でクレジットカードからEdyへのチャージを実行してみたのですが、これは事前に「サービス登録」が必要とのエラーになりました。
サービス登録といっても難しいことではありません。Edy Viewerのメニューから「サービス登録」を選択して必要な情報を入力するだけです。名前や電話番号、メールアドレスにパスワードなどを入力します。ところが、すべての項目を埋め実行したにもかかわらず、入力の足りない項目があるとのエラーになってしまいました。説明を読むと、Edy Viewerのバージョンが古くてもこのエラーになるそうです。さっそくインターネットで最新のバージョンを確認したところ、V2.0.1.5でした。私がCD-ROMからインストールしたバージョンがV2.0.1.4でしたので、確かに若干古いことになります。最新版をダウンロードしてきて上書きしてインストールしたところ、無事サービス登録が完了しました。ちなみに最新版で追加された入力項目は、クレジットカードのセキュリティコード(カード裏面署名欄の右3桁の数字)でした。今後、このセキュリティコードのないカードは登録できないそうです。
サービス登録が終わりましたので、これで「Edyチャージ」ができることになったはずです。ところが、今度は次のようなエラーになってしまいました。
恐れ入りますが、ご使用のEdyカードでのログインはできません。
詳細エラーコード EC:W:9001
このメッセージだけでは原因がわかりません。試しに詳細コードでGoogle検索してみましたがさすがに出てきませんでした(今後、このページがヒットすれば良いのですが・・・)。こればかりはどうしようもないので、サポートに問い合わせようかと思って関連するページを漂っていたところ、原因と思われるQ&Aを発見しました。これによると、サービス登録の手続きには1週間くらいかかるそうで、途中本人への電話連絡もあるそうです。そうえいば、My Sony Cardはカードの申し込み時にも職場に本人確認の電話がありました。最近はカード申し込みで職場に電話がかかってくることはなくなっていたのでちょっと驚きました。
ということで、せっかくのEdy Viewerですが現在はまだ残高が0円であることしか確認できません。サービス登録が完了したらクレジットカードからのチャージに挑戦してみたいと思います。
ところで、普段使っているクレジットカードから今回のEdyカードにチャージできないかと思い、サービス登録時のセキュリティコードに手持ちのクレジットカードのセキュリティコードを入力してみました。結果は見事にエラーとなりました。残念ながら、Edyカードと一体になっているクレジットカードからしかチャージできないようです(Q&Aにも出ていました)。これができるとすごく便利だったのですが、まあ、仕方ないでしょう。
で、ググったらこちらにたどり着きました。
Edy使用までの道のりをこちらのサイトにたどり着きました。
情報が役に立ちました。ありがとうございました(^^/