群馬県庁からのすばらしい眺望を後にして、赤城高原牧場クローネンベルク(通称、ドイツ村)に向かいました。
インターネットで「ドイツ村」を検索すると何年か前にできたばかりの、千葉県にある東京ドイツ村が真っ先にヒットしますが、群馬県のドイツ村の方が歴史は古いです。まあ、正式名称が「赤城高原牧場クローネンベルク」のようですから仕方ないのかもしれません。
訪れたのがGW中とはいえ、「そんなに混むはずはない」と、ちょっとこのドイツ村をなめてかかっていました。ところがびっくり。お昼過ぎに行くと入り口の400メートルくらい手前からかなりのノロノロ運転になってしまいました。3,000台ある無料駐車場はほぼ満車状態だったのです。
それでも何とか車を停め園内に入りました。入園料は大人1,000円ですが、ホームページ上から割引券をゲットして持参したので2割引の800円でした。ちなみに、今見たら、割引券のリンクがなくなっていました。GW中は稼ぎ時だからリンクが消されたのかな・・・。どうしても割引券が欲しい人は群馬県庁の31Fほかで案内ビラをもらってください。そのビラにも2割引のクーポンがついています。
このドイツ村、犬も入園可能です。入園料は300円です。4歳未満の人間の子供は無料でも、4歳未満の犬の子供は300円です。我が家は犬同伴でしたが、犬の入園料を払ったのは初めてでした。
入り口を入るといきなりドイツ風(といっても本物は知りませんが)の石畳が続きます。時計台などもあって、ドイツって感じが漂ってきます。とても綺麗な街造りなんですが、あえていうならば、車イスやベビーカーにはこの石畳はちょっと振動が大きいかもしれません。
特に下調べせずに行ったのですが、「食べる」「遊ぶ」「買う」が揃っていて、何をすれば良いか悩みました。もちろん、何もせずにゴロンとするのもありだと思います。
食べ物では、ドイツらしくソーセージや地ビール(赤城山麓ビールはここで作られています)のほか、石窯パンやピザ、ジンギスカンのバーベキュー、手作りのバームクーヘン・・・何でもあります。
遊ぶものもたくさんあります。ゴーカート、乗馬、ジャブジャブ池、釣堀、ドッグラン、おもしろ自転車、パターゴルフ、足こぎボート、3D宇宙恐竜ワールドなどなど。野外劇場ではテレビキャラクターのショーも行われていました。私たちが行った日は「ふたりはプリキュアショー
(最近一人増えたみたいですが)」をやっていました。
もし、他では体験できない遊びをしたければ、Zorb(ゾーブ)がおもしろそうです(写真参照)。これは大きなビニールのボールです。この中に二人までが入り込みシートベルトで固定された上で、そのまま坂を転げ降りるというものです。やってみてもいいなと思っていたのですが、転がっているのを見ていたら目が回りそうだったのでパスしました。ニュージーランド生まれのスポーツだそうです(羊の毛刈りショーをやっていた人もニュージーランドの人のようでしたので、ドイツ村と言いながら実はニュージーランドのエッセンスを多く取り入れているのかもしれません)。
「買う」も地ビールやソーセージのお持ち帰りはもちろん、ギフトショップにも色々なものが並んでいました。なぜかハバネロの栽培キット
が陳列していました。ちょっとしたブームなのでしょうか。
園内はとても広いので、これから行く予定の人は何をやるつもりか決めておいたほうが無駄な動きをしないで済むかと思います。また、犬連れで行く場合、レストラン等の中に入ることはできませんので、レジャーシート
持参が便利かもしれません。


「赤城牛」だそうです・・・。
