新銀行東京JCBキャンペーン

新銀行東京の口座開設の申し込みを行いました。

石原慎太郎東京都知事が、中小企業の資金調達を容易にするために作った銀行です。何年か前にその構想が発表された時に、行政が銀行を作るとはすごい発想だなと感心したのを覚えています。外形標準課税をしてみたりと銀行に対しては一味違う都知事ですが、その銀行がこの2005年4月1日から営業を開始したのでした。

まったくのゼロからの銀行開設ではなく、もともと提携を予定していたBNPパリバ信託銀行を買収しての出発となったようです。

東京都民としてはやはりこの銀行に口座を作らないといけないと思いまして、というのは嘘で・・・今、口座申し込みをすると色々と得しそうだったのです。

2005年7月29日までに口座を開設し、その日時点で口座を保有していれば、それだけで1,000円分のパスネットがもらえてしまうそうです。とはいえ、これだけでは口座開設を行う原動力としては少し魅力が少ないです。

新銀行東京のキャッシュカードはICカードで、これがこの銀行の売りでもあります。SUICAとして使用したり、電子マネーとして使用したり、電子カルテとして使用したり、電子チケットとして利用したり・・・そんなことを想定しているそうです。そして、このICカードにはクレジット機能を付けることができます。現時点ではNICOSJCBを選択できます。NICOSの場合、カードを申し込んだだけで2,000円相当のギフトカードがもらえます。これに対して、JCBはカード取得後6ヶ月以内に12万円以上クレジットカードを利用すると、東京ディズニーランドもしくはディズニーシーのペアチケットがもらえてしまうのです。実は、このJCBの特典に心を動かされてしまったのでした。

とはいえ、うまい話だけのはずもありませんので、どこかに落とし穴がないかも確認しました。まずクレジット機能をつけた場合の年会費ですが、ゴールドカードを選択しないかぎり年会費は永久に無料だそうです。次に銀行口座自体の維持費ですが、この銀行はシティバンク新生銀行同様、一定の条件をクリアしないと口座維持管理手数料がかかります(通帳や明細をもらわなければかかりません)。ただし、この条件は、月平均の預金残高が30万円以上あるか、もしくはクレジット機能等をつけた新銀行東京のカードを保有しているということなので、JCBに申し込んだ時点で口座維持管理手数料も一切かからないことになります。ということで特に問題になるようなことはなさそうでした。

口座開設は郵送でOKです。インターネットから申込書を取り寄せ、郵送するだけです。GW中に申込書を請求したのですが、2日後には手元に届きました。やる気が感じられます。

新銀行東京のインターネットバンキングには、NTTコミュニケーションズセーフティパスを使用することもでき、初年度の年会費は無料となるとありました。セーフティパスはちょコムも含めてとても興味があるのですが、年会費がかかるのはちょっと敷居が高いです。今回は申し込みませんでした。

既に申し込みましたので、あとはJCBつきのICカードが届くのを待つだけです。頑張って半年で12万円使います。他にもICカードを使った何かおもしろいことがあれば、積極的に実験してみたいと思っています。