東京靴流通センター秋津店

季節柄、カブトムシやクワガタのシーズンとなりました。我が家でも日増しに要求が高まりつつありました。最近ではお金を出せばカブトムシもクワガタも買える 時代ですが、自分たちの世代と比較してしまうと、どうしても買う気にはなれないでいました。

昔は、よく森に採りに行きました。各人が「秘密の木」を持っていました。そこに行けばいつでも採れるという木です。「秘密」と言いながら、結局はみんなで共有してたりするんですけど。今みたいに物騒な時代じゃないですから、子供だけで夜とか朝早くに出かけていきました。でも、確かに最近じゃ、夜に子供だけで行かせるのはちょっと怖いですね。

昔の「秘密の木」があった森のうち、いくつが今でも森として残っているのかすら定かじゃないのですが、それでも休みの日に採りに行ってみようと思っていました。そんな矢先に、なんとカブトムシを拾ってしまいました。

拾ったカブトムシ

場所は東京靴流通センター秋津店です。カラオケJ-ONEと共同の駐車場内で、垣根休んでいるカブトムシをまさに拾ってしまったのでした。渡りに船とはまさにこういうことを言うのでしょう。昔、カブトムシやクワガタを採りに行った時に、木を蹴っ飛ばして落ちてくるのを拾ったりはしましたが、さすがに最初から地面にいるのを拾ったのは初めてです。

その後、お店に虫グッズを見に行って驚いたのですが、最近ではカブトムシやクワガタそのものだけでなく、エサのゼリー とかくち木 なんかまで売られているんです。すごいですね。昔は、エサとしてスイカの食べかすとかあげてましたよね。ナスとか。それはスズムシかな。

結局、ゼリーのエサを買ってみましたが、なかなか食いつき(吸い付き?)が良いです。さすが、売られているだけのことはあります。ウチで買ったのはバナナとメロンとパインの味があるそうですが、これがカブトムシにはわかるのかな、少し疑問。

家ではカブトムシに名前をつけるという話が出ました。これにはちょっと意外でした。私が小さい頃はそういう発想は皆無でした。どちらかというと、お尻部分を叩いて興奮させておいて決闘させるとか、足に糸をつけて空中散歩を楽しむとか(これはカナブンですが)、そんな対象でしかなかったわけです。時代でしょうか。

せっかくオスのカブトムシが手に入ったので、今度はメスが落ちていないかなあと甘い期待をしているところです。