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サントリー武蔵野ビール工場のモルツ

ユーミンが松任谷由実ではなく荒井由美だった頃の曲「中央フリーウェイ」で「左はビール工場」と歌ったサントリー(SUNTORY)の武蔵野ビール工場に見学に行ってきました。2日前に電話で予約しての参加ですが、空きがあれば予約が無くてもOKのようです。

行き方は武蔵野線の府中本町の駅から歩くか、南武線の分倍河原の駅からシャトルバスの利用が推奨されています。私は府中本町から徒歩を選択しました。東京競馬場の臨時改札口ではない普通の改札を出て、左にある階段またはエレベータで下に下ります。そして、そのまま線路沿いに左に歩いていくとすぐです。10分ちょっとです。線路沿いの道は車の通らない遊歩道になっているので安心して歩けます。

中央高速自動車道の高架下をくぐるとそこがサントリー武蔵野ビール工場です。なるほど、「中央フリーウェイ」の歌詞は下り車線を走っているわけですね。

正門で見学したい旨伝えると、ちょっと先に見学用の受付があると教えてくれました。正門の受付はどこにでもある工場の受付ですが、見学用の受付はとても綺麗です。インターネット上でクイズに答えてその終了証を持参すると何かいただけるということだったので、受付時に提出しました。すると、モルツのコースターがもらえました。ちなみに子供たちはシールがもらえました。

ベビーカーなどはこの受付で預かってくれます。途中、階段を上ったり下りたりするので必要なければ預けておいたほうが良さそうです。見学途中、何箇所か階段がありました。1箇所だけ車イス用の機器が設置されていましたが、それだけでした。おそらく、それ以外の階段ではエレベータ等の迂回路があるんじゃないでしょうか(でなければ中途半端です)。

時間が来ると係り人に連れられて見学が始まります。

まずは、スクリーンでサントリーの水へのこだわりの説明を受けます。サントリーのモルツでは、4種類の水が使われています。南阿蘇・外輪山水系、天王山・京都西山水系、丹沢水系、赤城山水系です。サントリーはこの水へのこだわりで他社との差別化を図ろうとしていることが痛いほど伝わってきます。

その後、工場内を回ってビール製造のパネル説明を受けます。途中、麦芽を食べさせてくれます。甘くてとてもおいしいです。この麦芽をつまみにビールを飲んだら良さそうです。ビールは水と麦芽のほか、ホップを原料としているそうで、このホップの臭いを嗅がせてもくれます(食べさせてはくれません)。

サントリーの環境への取組みについても説明を受けます。工場ではゴミゼロが実現されているそうです。すごいですね。

工場のラインは缶詰めとその缶の箱詰めのラインを見せてくれましたが、あいにく停まっていました。実は一番見たかったんですが・・・残念です。後ろの方で「5回に1回くらいしか動いていないね・・・」なんて言葉が聞こえてきました。リピーターさんでしょうか、何回来ているんでしょうね。

リピーターさんの気持ちもわかるのが最後の試飲です。ビールのほか、なっちゃん烏龍茶が用意されていました。ビールはモルツで、2杯目からはプレミアムモルツも選べました。3杯まで飲ませてくれるそうです。結構太っ腹です。また、これとは別に、4つの水系のモルツの飲み比べもさせてくれました。でも、残念ながら私には違いがよくわかりませんでした。また、発泡酒とかその他雑酒に慣れ親しんでしまったせいか、芳醇なプレミアムモルツよりも普通のモルツのほうがおいしく感じてしまいました。税制によって味覚も変わってしまったようです。

10年以上前ですが、横浜のキリンビール工場を見学したことがあります。キリンの工場では試飲は1杯だけでしたが、工場の機械をもっと説明してくれた気がします。サントリーの工場は工場の紹介というよりもビールの販売促進が前面に出てきている気がしました。個人的にはもうちょっと工場そのものを見せてもらいたかったですが、飲ませてもらいたい人なら文句なしにサントリーの工場の方が良いでしょう。

このあと、JRAの東京競馬場に行きましたが、それについては日を改めたいと思います。




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