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トヨダAA型乗用車

ノリタケの森から「トヨタテクノミュージアム 産業技術記念館」へ向かいました。地図を見るとノリタケの敷地とは道を挟んで隣にあります。産業技術館のある地名も則武町です。でも、ノリタケの森の一番近い出口であるノースゲートからは直線道路を少し歩かないといけませんでした。

このノリタケの森から産業技術館へ向かっている最中はまだ産業技術館が何なのかわかりませんでした。大きさや入場料など何も知らないまま現地に到着しました。そこで案内の地図を見てびっくり。かなり大きな施設だったのです。

じっくり見たらどうみても1日コースです。時間的に取れるのは30分くらいなので諦めようかとも思いましたが、かなり魅力的な展示なので駆け足で回ることにしました。

産業技術記念館は「研究と創造の精神」と「モノづくり」の大切さ、すばらしさを若い人に伝えるためにトヨタグループ発祥の地に建てられたものです。もう10年以上前ですがトヨタ博物館に行ったことがあります。あちらが完成物重視であるのに対し、こちらはそれを作るための技術に重きが置かれている気がします。

入場料は大人500円です。でも万博の入場券を見せたら400円にしてくれました。私が訪れた日はガラーンとしていましたが、近所の小学生たちが自転車で遊びに来ていました。小さい頃にこんなすばらしい施設が近所にあるなんて、幸せな子供たちだと思います。

展示会場は大きくわけて2つあります。繊維機械館自動車館です。まず最初に足を踏み入れるのが繊維機械館です。

産業技術記念館 繊維機械館

豊田といえば自動織機ですね。だから、それが展示されているのならわかります。でも、ここは昔から現代までのさまざまな紡機、織機が、端っこが見えないくらい広い場所に所狭しと展示されていました。案内の人が機械の実演もやってくれるようでしたが、こちらは時間の関係で小走りに機械の間を縫っていくだけでした。残念です。

トヨタパートナーロボット

繊維機械館にはなぜか彼も・・・。

産業技術記念館 自動車館

繊維機械館の次は自動車館です。多くの人がそうだと思うのですが、個人的にはこちらのほうが興味がありました。館内には完成品の自動車も展示されてはいるのですが、どちらかというとその構成部品そのものや、自動車製造の工程で使用される機器の展示がメインです。

トヨタ 歴代のエンジン

部品の展示といっても単発の部品が置かれているだけでなく年代順に部品の変遷が見られます。トヨタの歴代のエンジンが並んださまはすばらしいです。ゆっくり見たいのに時間の関係で小走りで通過しなければいけないのはつらかったです。。工作機械や計測器の展示も充実しています。シャシーダイナモを操作できたり、600トンプレス機を動かしたりもできました。

未来コンセプトビークル i-unit

自動車館にはなぜかこれも・・・。

実はこれ以外にも見るところはあります。テクノランドでは実際に実験しながら学ぶことができます。風洞試験で使用する装置の中に入って強風を体で感じることのできるコーナーがありました。待ち時間ゼロだったのでやってみたかったのですが、もう時間もなく泣く泣く帰路につきました。

事前にこの産業技術館の情報を入手していれば、ゆっくり回る時間も割けたのですが、残念でなりません。ここはいつかじっくり見て回りたいと思いました。