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ボリショイサーカス会場(所沢市民体育館)

所沢市民体育館で行われたボリショイサーカスに行ってきました。生まれてから何度かサーカスには行ってますが、現時点で記憶に残っているのはこのビッグアップルサーカスです。とはいえ、ボリショイサーカスは格が違います。なんといっても、ボリショイサーカスはロシアの国立ですからね。

驚いたことに日本には(株)ボリショイサーカスという会社があって、日本でのボリショイサーカスの企画・運営を行っているようです。今回の公演スケジュールを見ると中2日から4日で全国各地を転々としています。普通サーカスというとテントを張って1箇所でじっくりと公演するイメージがあったのですが、そういうスタイルでやるのは難しい時代なのかもしれません。今回の公演場所を見ると体育館とかドームのようにテントを必要としない場所ばかりでした。

今回、現地に行ってまず驚いたのは所沢市民体育館そのものでした。いつの間にか綺麗な体育館に建て替えられてしまっていたのですね。昔の体育館には何度か行ったことがありましたが、新しいのは初めてです。

プログラムはどれもすばらしいものでしたが、中でも感激したのは熊の演技でした。

熊って想像以上にすごいことができるんです。女性をお姫様だっこしたり、キャッチボールをしたり。見た目はまるでディズニーに出てくるシェイカー(首の長い、帽子をかぶった熊のキャラクタ)そのもので、首のあたりから中に入っている人間用の覗き穴があるんじゃないかと疑ってしまうくらいでした。とてもでかいです。二本足で立ち上がったあの巨体に山の中で遭遇してしまったら勝ち目は無いです。

舞台の入場口の上にはオーケストラの人たちが陣取って休みなしに音楽を演奏していました。時々、打ち込み済みの演奏も流れます。これはプレーヤーたちの少しばかりの休憩時間なのでしょうが、そんな時でもドラムの人は休めません。舞台の演技にタイミングよく合わせて効果音を出さなくてはいけないからです。見せ場を表す音や拍手を促す音、滑稽さを表す音など、ドラムの人は大変です。BGMの演奏としてのドラミングの中に、舞台を見ながら音を織り込む姿には感服しました。1日5回舞台があるようですが、同じ人が5回とも演奏してるんでしょうか。だとしたらものすごい体力だと思います。

ところで、ボリショイサーカスのマスコットとして「ミーシャ」と「マーシャ」という小熊がいます。この熊のデザインを、どこかで見たことがあるように思うのですが、なかなか思い出せません。調べると、1980年のモスクワオリンピックの時に「ミーシャ」という熊のマスコットがいて「こぐまのミーシャ」というアニメもあったようなのですが(確かにあった気がします)、そんな昔じゃなくて何かあったような気がするんですが・・・。他熊の空似でしょうか・・・。


サーカスといえば「鉄道公安官」の「ホームタウン急行」でしょう