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明治村 帝国ホテル(PowerShot S2 ISにて撮影)

愛知万博目的の名古屋旅行ではびっくりクーポンを使って明治村にも行った話はしましたが、せっかくなので少しだけ明治村の中についても触れておきたいと思います。

明治村ではまず800円の乗物一日券を購入し、村内のバスで終点まで行きました。20年前に訪れた時はただがむしゃらに園内を走り回った記憶があるのですが、今回はもう少し洗練された回り方をしたわけです。バスの中では要所要所の案内もしれくれます。だから、それを聞いておいて後で興味のあるところをピンポイントで回れば良いのです。実はこの方法は案内の人から教えてもらった方法なのですが、かなり有益でした。

バスで終点まで行くとそこが冒頭の写真にある帝国ホテルです。

Frank Lloyd Write(フランク・ロイド・ライト)という有名な建築家によるもので、大谷石を使い、関東大震災にも耐えたという建物です。高級感はありますが、少しこじんまりした感じがしました(もちろん、移築されたのは一部です)。

明治村 ポーツマス条約のテーブル(PowerShot S2 ISにて撮影)

ホテルの中には日露戦争の講和条約であるポーツマス条約が調印された時に使用されたテーブルが展示されていました。ちょうど今から100年前にこのテーブルが大舞台の中心にあったと思うと感慨深いものがあります。明治といえば日露戦争は大きな出来事であったわけで、明治村の売店でも日露戦争に関連したものが多く販売されていました。

明治村 蒸気機関車12号(PowerShot S2 ISにて撮影)

帝国ホテルのすぐ近くからは蒸気機関車に乗りました。明治時代にイギリスから輸入された蒸気機関車です。なんとなく非力さは否めないものの、現在でもその機関車が走っているなんてすごいと思いませんか。出発前には係の人が客車の連結部分などの稼動部分に油を注していました。きっと、そうやって労わりながら走らせているのでしょう。

そういえば、私たちがこの機関車に乗った日は、担当の車掌さんのデビューの日だったそうです。本人から聞いたのでしょうか、お客さんの一人がうれしそうにみんなに言いまわっていました。明治生まれの機関車同様、頑張っていただきたいと思います。

多分、「つづく」です。





明治村から