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最近、下校中の子供が被害に遭う悲しい事件が相次いでいます。何の非も無い子供たちが狙われる犯罪は断じて許されるべきではありません。

残念ながら子供には知らない人は信用するなと教えるしかありません。私の好きな雑木林が犯罪の温床になるのであれば、伐採も視野に入れて対策を検討しなければなりません。また、日本版のメーガン法も真剣に考えなければいけないように思います。アメリカにはメーガン法と呼ばれる法律があります。性犯罪を犯した人は再犯率が高いということで、性犯罪者の情報を公開する法律です(私がいたことのあるニュージャージー州の情報はここ)。刑を終えた後も晒されるわけですから法的には議論があるのは確かなのですが、そんなことを言ってられる時期でも無いように思います。子供を対象にした性犯罪件数の膨大さを考えると犯罪抑止力としての機能に期待せざるをえません。

とはいえ、大人たちが色々な対策を検討しているそばから子供たちは被害にあっているわけです。現時点でもやはり何らかの自衛策を取らざるを得ないように思えてきました。幸い、最近では各社が各種の位置情報サービスを始めています。さっと見ただけでもこれだけありました。

これらの機器とて決して万全ではないのですが、何もしないよりは良いのではないかと思います。以下、個別に概要を記述してみました。

まずキッズケータイSA800iです。NTT DoCoMoがFOMAのGPS携帯端末を使って子供向けの携帯電話として作ったもののようで、現時点ではまだ発売予定とあります。防犯ブザーが内蔵されていてこれと連動して登録先への通話開始や位置情報の通知を行います。防犯ブザーで通話が開始された場合は暗証番号を入力しなければ通話が切断できない機能や、電源をオフにされても位置情報を送るサービスなど、よく考えられていると思います。ドコモユーザの家庭であれば検討に値すると思います。

安心ナビはauが提供している位置情報サービスです。親が子供の居場所を特定するだけでなく、あらかじめ指定しておいたエリアに子供が近づくと通知が送られるという仕組みもあります。安心ナビは対応機種だけでしか使えないのですが、非対応機種の場合でもEZお探しナビで位置情報を取得することはできます。

ぴぴっとフォンはトヨタのPiPitが販売しているPHSです。ウィルコム(旧DDIポケット)のインフラを使用していて安心だフォンと同様のサービスです。ここだよナビに登録することで位置情報を送ることができます。ただし、この位置情報はGPSではなく基地局の信号強度から想定する位置なので精度は低くなります。その代わり、位置情報サービス+2箇所への通話発信ができて月々1029円とお得です。

ココセコムはauのインフラを使って実現される位置情報サービスです。一番安い機種は位置情報の取得しかできませんが、月840円出せば端末から緊急通報が可能になります。ココセコムは携帯電話会社が行うサービスと違って、何かあった時には緊急対処員が駆けつけてくれる点が大きな売りではないかと思います。

果たしてどれが良いかと言われると色々な条件と照らし合わせて検討しなければならないので一概にどれが良いとは言えません。例えば本人と通話できることが大前提であればココセコムは対象外ですし、位置情報の精度にこだわるのであればぴぴっとフォンは対象外になります。最近では、DoCoMoもauも小学生を対象にした家族向け割引サービスがありますが、それでも上記のサービスを使用するとなると月々2,000円は超えてしまいます。コスト面にこだわるのであればDoCoMoとauは対象外になります。

我が家に限って言えば、現時点の第一候補はココセコムで、第二候補がぴぴっとフォンになります。というのも小学校低学年の子供が携帯電話を持つのは早いだろうという考えが強いからです。もうすぐ冬休みなので、休み明けから何か持たせようと現在色々と検討中です。