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5年ほど前、オンラインアルバムサイトが出てきたばかりの頃に「オンラインアルバムの比較」という文を書いたことがあります。あれから月日は流れました。先駆者たちはどうなっているか現状を見てみることにしました。

まずはImagestationです。5年ほど前の私はこんなことを書いています。

SONYが運営しているオンラインアルバムサイト。さすが、SONYである。使い勝手は抜群。作成したアルバムはディレクトリに登録して一般人に公開することもできるし、パスワードをかけて個人的に楽しむこともできる。アルバムへのリンクをE-mailで送ることもできるし、写真をオンラインのポストカードとしてメールすることもできる。自分のホームページにアルバムのリンクを張り付けるのも簡単にできてしまう。そして何といっても特筆すべきことは、アルバムからアップロードしたときのオリジナルデータがダウンロードできること。これだと気に入ってもらった写真のオリジナルコピーを友人にあげることもできるし、このサイトをデータの格納用に使うことも可能ということだ。それでいて容量制限無しというからびっくりする。 プリントサービスはOfotoが行っている。とてもきれいな出来映えだ。ペーパーはKodak製である。今、会員登録すると50枚(毎月10枚で5カ月)まで無料でプリントしてくれる。 日本語サイトもある。使い勝手は英語サイトと同じであるが、大きな違いはプリントサービスが無い点である。現在のところ、提供予定は無いそうである。 人気がでてきたためか、最近、少し重い気がする。

SONYのオンラインアルバムですが、日本のサイトは今月末(2006年1月31日)を持って閉鎖となってしまいます。一時期容量無制限サービスを止めてシステムを再構築したのですが、それでもサービスの継続は難しかったようです。でも、不思議と米国のサイトは無制限サービスを残したまま存続しているようです。ライフスタイルの違いがサービスの向き不向きにも影響しているのでしょうか。

とはいえ、米国のサイトも何も変わっていないわけではありません。無料のベーシック(Basic)会員の上にシルバー(Silver、年$9.99)、ゴールド(Gold、年$19.99)、プラチナ(Platinum、年$49.99)を作り、会員の抱え込みを行っているようです。5年前に私が絶賛したオリジナルデータのダウンロードは有料会員に限定されるようですが、それでも昨今のデジカメデータ容量とブロードバンド環境を持ってすれば有料会員になって無制限にデータを格納するというのも決して高くはないかと思います。

私の場合、5年前のアカウントがそのまま生きていたのですが、現在はアメリカかカナダに在住している人以外は有料会員にならないといけないそうです。データバックアップ用に有料会員になっても良いかと思い始めました。写真のプリントも日本へ配送してくれるそうです。でも、現在のプリント品質がどうかは残念ながらわかりません。

その後いろいろなオンラインアルバムサイトが出てきていますが、昔も今もやはり容量無制限がImagestationの一番の売りではないかと思っています。