ココセコム到着

ココセコム、ぴぴっとフォン等による自衛措置」で述べたように今年から何か自衛手段をと考え、最後までココセコムぴぴっとフォンかと悩んでいたのですが、ココセコムにしました。最終的には位置情報の精度の高さを選択したことになります。

店頭で申し込むこともできましたが、インターネット経由で申し込むと通常5,000円かかる加入料金が500円引きになるというので、こちらにしました。クレジットカードさえあればいつでもすぐに申し込めます。

申し込みは簡単です。申し込み時に知らないと一瞬回答に困るのはココセコムを持たせる子供の身長くらいでしょうか。知らない人は事前に確認しておくと良いと思います。

申し込みはよくあるサイトと同じく規約へ同意することから始まります。次に申込者の情報やクレジットカードの情報を入力します。その後、ココセコムを持つ人の情報を入力します。身長はここで入力します。ココセコムから緊急通報がなされた時の連絡先は3箇所まで登録できましたので、我が家では両親のほか祖父を連絡先としておきました。そして、最終確認を経て申し込み完了です。ココセコム携帯者の写真を郵送するよう依頼されます。ココセコムの係員が現場急行する時に本人特定の助けとするのでしょう。どうせならデジカメデータをネットから送信できるようしてくれるとありがたかったです。

ココセコム本体は3〜4日で届くということでしたが、夜中に申し込んで翌々日にはクロネコヤマトによって配達されました。配送センターは宮城県でした。なかなか迅速な対応です。

届いた箱を開けてみたところが冒頭の写真です。ココセコム本体のほか、ケース、充電器(Aセット)、バッテリ、ドキュメント類が入っていました。ココセコム本体は日立製作所製、バッテリは三洋電機製でした。auつながりだからでしょうか。

ココセコム本体はSUICAより一回り小さい

一番気になるのは子供に持たせるココセコム本体の大きさではないかと思います。説明書を読むと大きさは79 X 43 X 22.5mm、重さ53gとありますが、いまいちピンとこないと思います。何か身近なものと比較してみましょう。上の写真はJRのSUICA定期券の上にココセコム本体を乗せた状態です。SUICAより一回り小さいことがわかります。

ココセコムの暑さをVHSビデオテープと比べたところ

厚みを知ってもらうためにVHSのビデオテープとも並べて見ました。ココセコム本体の暑さは場所によって違いますが、一番厚いところはVHSビデオテープよりちょっと薄いくらいです。これは予想していたより厚かったです。

ところで、本体に赤いテープが貼れているのがわかるかと思いますが、ここにはこう書かれていました。

通報ボタンを押すとセコムへ信号が送られます!
緊急の場合以外には押さないで下さい。

何も考えずにバッテリを入れて、この緊急通報のスイッチを押してしまう人が多いのでしょう。とはいえ、一度もこのスイッチを押してみたことが無ければ本番(そんなことは無いことを祈りますが)で使えないかもしれないので、我が家ではバッテリを入れる前に子供に練習させました。スイッチはスライドで上までスライドさせるとそこで止まるようになっています。スライドさせる時はスイッチ上のポチを押しながらでないとスライドできないようにもなっています。こう書くと難しそうにみえてしまいますが、普通スライドスイッチをスライドさせる時は指に力が入りますから、スイッチ操作自体は子供でも何も問題ありません。一度でも試しておけば安心です。

ココセコムを付属ケースに入れた状態

そして、その後ケースの裏ブタを開けてバッテリを入れました。携帯電話と同じ感覚です。電源を入れるには本体横にあるPWRボタンを長押しします。このあたりも携帯電話の操作性に近いです。電源を入れたところ2つあるランプの通信と充電が定期的に光るようになりました。説明書によると充電ランプが定期的に光るのはバッテリ容量が少なくなってきたからだというので、充電器に立たせました。充電ランプが赤く光りましたが、しばらくほおっておいたらランプが消えました。携帯電話と同じで充電完了です。なお、付属のケースに入れた状態が上の写真です。

ココセコム付属ケースの裏側

ケースの裏側には何かに引っ掛けられるような細工が施されています。通常、この手のものにはベルトを通しますが、ココセコムは小さいので到底ベルトが通る幅はありません。何か考えなければいけません。

子供に対して悪いことをしようとしている人間にこのココセコムのことがわかってしまうと、捨てられてしまうことが考えられますので、それが難しいような形で携行できるのが理想です。何か良いアイデアがないかケースを見ながら思案中です。

以上、本当に最初のココセコムに関する感想です。今後、可能であれば使い勝手などについてもレポートしたいと思います。


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