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善福寺公園の池

杉並区は桃井方面に用事があって出かけたのですが、その帰り道に善福寺公園に立ち寄りました。私は知らなかったのですが、今年はこの善福寺公園の池にコハクチョウがやってきてニュースになっていたそうです。このあたりに土地勘のある同乗者が教えてくれました。

ということで、コハクチョウが見られればうれしいなと思っていたのですが、池をざっと見渡した限りそれらしきものは見つかりません。夕方だったせいもありますが、人もほとんどいなくてガラーンとしていました。ニュースになったくらいだからコハクチョウの姿があればカメラを構えた人がいても良さそうなものの、そういう感じは漂っていませんでした。

帰ってブログで関連する記事を検索してみました。色々と情報を得られましたが、なかでも一番わかりやすくまとめられていたのが「善福寺手帳」さんの「ハクチョウ飛来まとめ」でした。時系列でイベントがまとめられていて飛来からこれまでのことが記述されています。このほかにも最新の記事を書かれてらっしゃってもいますが、もう既にこの公園の池にコハクチョウがいないことだけは確かなようです。残念でした。私のようなヤツが集まって来るとコハクチョウもおちおちゆっくりもしていられないのでしょう。

杉並浄水場

コハクチョウが見られない代わりに、この公園のすぐ横にある杉並浄水場というのを見てきました。同乗者によるとこのあたりが杉並区で一番標高が高い場所だということでしたが本当かどうかはわかりません。杉並浄水場はここから井戸水を汲み上げ水道水とした使ったということです。おいしい水なので、その昔、杉並の水道はお酒の特級酒に例えられたという話です。

気になったので帰ってから東京都水道局のサイトを確認したところ、なんと杉並浄水場はまだ現役でした。なんとなく廃墟のような沈殿池を見てもう使われていないのだと勝手に思い込んでしまっていました。水道局のこのページにある「水道水源と水系別給水区域概要図」を見るとその他の浄水場が利根川水系や多摩川水系からの導水路とつながっているのに対し、杉並浄水場だけはどこともつながらずにいます。ということは、今でもおいしい井戸水が供給されているのだと思います。昔は西荻窪の北あたりがこの杉並浄水場のおいしい水を飲めていたという話がされていたそうですが、今はどうなのでしょう。さすがにそこまでは教えてくれてません。おそらく他の水とブレンドされているのではないかとも思うのですが・・・。

私が今住んでいる清瀬もその昔は井戸から汲み上げた水道だったと言う話を聞いたことがあるのですが、この東久留米市のページなどを見ると今でも井戸水をブレンドしていると書いてあります。また、武蔵野市も同様に井戸水を加えているようなことが言われています。ということで、都内の水を一概に「東京の水」とくくってしまうのは少し乱暴な表現なのかもしれないと思えてきました。


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