OSCデオシティ新座に行ったついでに、何か日常を忘れさせてくれる場所はないものかと少し足を伸ばしてみたのが富士見市の難波田城公園です。国道463号の富士見川越有料道路の始点のすぐそばにあります。先日、訪れた水子貝塚公園とも近いです。
その昔、難波田氏という人の平城があった場所だそうで、水堀などが復元されています。歴史やお城に詳しい人だと色々と楽しめるのでしょうが、そちらの面では私は楽しめません。でも、それだけではありません。
古民家ゾーンというのがあります。富士見市内にあった古い民家を移築したものだそうです。懐かしい雰囲気の漂う昔の建物が何軒か並んでいます。小さなお店もあって、暑い中多くの人たちが動き回っていました。
この古民家ゾーンと先ほどの城跡のゾーンとの間には難波田城資料館がありました。難波田氏の話にからめて富士見市の歴史が学べます。
行った日はとても暑い日でした。古民家ゾーンでは汗だくになりましたが、資料館は冷房がキンキンに効いていました。職員の方もとても涼しそうでした。と、書くと皮肉っぽく読めてしまうかもしれませんが、古民家には古民家の良さがありそうです。雨戸を開けて、障子も開けっ放しにするとかなり開放的な空間になって風通しはすばらしそうです。昔の人の生活の知恵が伺えます。だから一概に冷房が良いとも言えないかと思います。
園内には水田もありました。案山子がたくさん立ってました。この辺の子供は案山子なんか見たことないんじゃないかなとも思いましたが・・・。
実はこの周辺はほとんど水田でした。私が小さい頃には所沢市内にもまだ小さな田んぼがありましたが、今ではさすがに見なくなりました。でも、車で少し走ると富士見市内にはまだ広い田んぼが残っているんですね。田んぼ独特のにおいを懐かしく楽しむことができました。
古民家には少し興味があります。なかなか味があって好きで他のこういった施設でもよく覗いてきますが、自分で住むのは夢の夢といったところでしょうか。