前回の続きです。まだ、草津のネタを引きずります。
道の駅を後にしてからは榛名湖に向かいました。榛名湖でボートに乗るつもりでした。でも、榛名湖に着くと雨が降り始めてしまいました。さすがに雨のなかボートに乗るのも嫌なので、雨でも楽しめる場所は無いものかと探し出したのが「おもちゃと人形 自動車博物館」でした。
観光地の博物館って正直それほどおもしろことが無いんです。この博物館も大人の入場料が1,050円します。かなり迷いました。高いお金を払ってつまらないのならばそのまま帰ってしまったほうが良いのではないかと・・・。でも、これは良い意味で期待を裏切られました。1,050円以上の価値がありました。
博物館の名前は「おもちゃと人形 自動車博物館」ですが、実は、これだけではありません。中にはこれ以外にも色々とコーナーがあります。パンフレットには、ワインとチョコレート博物館、リス園、昭和レトロテーマパーク、駄菓子屋横丁、テディベア博物館とあります。上の写真はテディベア博物館です。
上の写真は、昭和レトロテーマパークだと思います。「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界が広がってました。個人的には博物館の名前にある人形よりも、こちらの方が楽しかったです。
館内には本当の射的場もありました。これは実際に遊ぶことができます。遊ぶことはできないけれどスマートボールもありました。
自動車は、3つのフロアにまたがって展示されています。3Fがスポーツカー、2Fがファミリーカー、1Fが軽自動車です。普通は3Fのスポーツカーが楽しそうです。確かにスカイラインGT-Rなどは見ていて飽きないです。でも、私の興味を引いたのは1Fの360ccの世界でした。今見ても美しいデザインです。確かに現在の車と比べると実用性は劣るのかもしれませんが、余裕があれば所有したい車たちです。
上の写真はキューピー工場です。実は、入館時に小さなキューピー人形をプレゼントとしてもらえます。それを作っているのが上の機械だそうです。館内の一角にこのキューピー人形の絵付体験コーナーがあります。ペイントマーカーが用意されていて、自分の好きなように絵を描くことができるのです。子供たちが夢中になっていました。
リス園では、餌付けができました。でも、もうお腹がいっぱいなのか、あまり近づいてきてはくれませんでした。これも、子供たちには人気です。
つまり、1,050円で、館内は盛りだくさんというのがここ「おもちゃと人形 自動車博物館」でした。オーナーは横田さんという方です。館内の所々にはこの横田さんの写真が飾られていました。テレビの取材を受けた時のものや、海外のどこかの国の大統領と並んでいる写真などがありました。となると、どうしても気になるのが、この横田さんは何者なのかということです。これだけのコレクションがあるのですから、かなりのお金持ちであることは間違いなさそうです。でも、最後までこの気になる点に答えは見つかりませんでした。それだけが心残りです。