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都電荒川線雑司ヶ谷駅周辺

 お彼岸の季節になりました。少し早いですが、またしても雑司ヶ谷霊園に出かけてまいりました。まずは恒例となりつつある都電荒川線雑司ヶ谷駅周辺の写真からです。前回は、なにやら発掘調査が行われていましたが、今ではそれも終わり、後は道路になるのを待つばかりといった、なんともいえない寂しい場所となっていました。

都電荒川線 雑司ヶ谷駅

 都の道路工事の案内版(?)が従来のものに加えもう一つ増えていました。前回紹介した東京都市計画道路事業幹線街路環状第五の一号線に加え、東京都市計画道路事業補助線街路第八十一号だそうです。それによると、雑司ヶ谷駅から東池袋四丁目駅に向かう線路の両脇も道路になってしまうようです。上の写真の場所も、いつかは両脇を車が行き交うところになってしまうのでしょうか。昔ながらの風景がどんどん無くなっていってしまいますね。

 雑司ヶ谷霊園では、指導員と称する人たちに引きつられた団体さんを見ました。100人以上いたと思います。どうやら有名人のお墓を見て回っているようです。大川橋蔵のお墓を見ていく人たちが誰も東条英機のお墓に気がつかないので(目の前を通過しても指導員の人は紹介しません)、何人かに教えてあげました。感慨深げに見入って行く人や、露骨に嫌悪感を表す人など、人それぞれで印象深かったです。

東池袋中央公園にある巣鴨プリズン跡地の碑

 以前、「雑司が谷霊園から見たサンシャイン60」というのを書きましたが、せっかくなのでサンシャイン60下の東池袋中央公園にある巣鴨プリズン跡地の碑を見てきました。多くの人が東京裁判によって絞首刑に消えた場所です。私が行った時にも40歳代の男性1名と20歳台の女性2名がこの碑の写真を撮っていました。それなりに知る人ぞ知るスポットのようです。女性二人組みはケータイのカメラでした。それを見ていて違和感を感じたのですが、ケータイのカメラって片手で撮影するからでしょうか。何となく軽々しく見えてしまったのでしょう、きっと(こちらもデジカメなので五十歩百歩ですが・・・)。

東池袋中央公園とサンシャイン60

 東池袋中央公園は、サンシャインのビルの谷間にあって、どこにでもある普通の公園の風景をしていました。巣鴨プリズンなど、まさに知る人ぞ知る過去になりつつありそうです。雑司ヶ谷駅周辺の風景もそうなっていってしまうのでしょうか。