農業関係者でこの写真の機械を知っている人にとってはどうしてこれが話のネタになるのか不思議に思うかもしれません。清瀬は確かに畑は多いのですが、さすがにこの手の機械は見たことがありませんでした。藁(ワラ)を切るカッターです。先日、長野に行った時にじっくり見てきました。
稲ワラは良い堆肥になるらしいのですが、そのままでは大きくてなかなか腐りません。そこで登場するのがこのカッター。15cmくらいの大きさにカットしてくれます。
この手の機械はどうしても好奇心をそそられます。確かシバウラとかいう会社の機械だったかと思います。本当は運搬車です。キャタピラがあるため、走行性能は高いはずです。180ccのエンジンで最大5馬力を出力します。で、運搬車なんだけれども、エンジンからの動力を使えばオプションのカッターが動かせるという仕組みです。エンジンとカッターはファンベルトで動力を伝えます。普段はたるんでいるので動力は伝わりませんが、レバーを引くとベルトが張り、動力が伝わります。
一方の口から藁を投げ込むと、カットされて反対の口から飛び出してきます。手を巻き込まれないようにするために、投げ込むのがポイントみたいです。少し前にシュレッダーでケガをする子供のことが問題になりましたが、この機械も油断大敵です。下手したら間違いなく大人も大ケガしそうです。場合によってはカッターがつまることがあるそうです。この時エンジンを止めずに直そうとして手を巻き込まれることがあるという話を聞きました。まあ、いつでも便利さとキケンは隣り合わせということでしょうか。
それにしてもおもしろい機械です。「百聞は一見にしかず」と言いますので、下のリンクからその動きを見てもらうのが一番でしょう。藁が飛び出してくるところがたまらないです。小さい子供にもうけが良かったです。
話し替わりますが、「少しきになるもの」で紹介されていた、「室内ヘリコプターHoney Bee」先日トイザラスで買ってしまいました(笑)とっても面白いですよ〜。
ただし、発泡スチロール製の本体ボディは剛性が悪いのか、ちゃんと飛ぶまで、調整とコツが必要です。
あと、天井や床にバコバコぶつけていると、調整が直ぐ狂うのが難点ですね。でも面白いです(笑)