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所沢市北原のスギ薬局

 今から何ヶ月か前、東所沢駅前にあった薬局アポックが突如としてスギ薬局に変わりました。最低でも2週に一度は東所沢駅前を通るのですが、気がついたらいつの間にかスギ薬局になっていたという感じです。

 私の中でのスギ薬局といえば、名古屋中心に関西方面に展開されていて、愛知万博の時にはトイレットペーパーを協賛した企業となります(「名古屋駅 駅前モンブランホテルは便利でした」参照)。

 気がついたら所沢市北原のヤオコーのあるモールにある薬局アポックもスギ薬局になっていました。上の写真はその北原のお店です。

 調べたら、薬局アポックはヤオコー系のドラッグストアでした。ところが、最近、スギ薬局に譲渡されたそうです。だから、薬局アポックだった店舗はすべてスギ薬局になったのだと思います。他にも私が行ったことのある店舗だとウニクス三芳にもスギ薬局ができたようです。

 スギ薬局は2010年に1,000店舗、売上高3,500億円お目指しているそうです。そんなスギ薬局にとっては既にドラッグストアとして営業されている店舗を手に入れて関東に進出することは願っても無いことでしょう。ヤオコーが薬局アポックをどうしたいと思っていたのかはわかりませんが、あまり目立つお店では無かったので手放したいと思っていたのかもしれません。いずれにしても、このあたりは一消費者の完全な推測です。

 興味深いのは、アポックの譲渡に先立つこと昨年の暮れには、スギ薬局はディスカウントストアのジャパンを子会社としています。所沢市牛沼にあったジャパンは閉店してしまいましたが、スギ薬局の関東進出第一号店はジャパン和光店のスギ薬局への業態変更でした(今年の夏)。

 今後もスギ薬局はM&Aを繰り返して勢力拡大を図るのでしょうか・・・みたいなことでこの話は終わりにするつもりでしたが、11/21のスギ薬局とジャパンのプレスリリースによると、スギ薬局によるジャパンの100%子会社化が決定したそうです。ジャパンは上場廃止です。

 なるほど、それでジャパンの店舗をすべてスギ薬局にしてしまうつもりなのか? とすぐに推測してしまったのですが、プレスリリースをよく読むと、事業内容の変更の予定は無いそうです。リリースでは「シナジー効果」を謳っていますが、どのようなシナジー効果が出てくるのかとても興味のあるところです。

 ところで、清瀬市内の我が家にもスギ薬局のビラが入ってきます。そういえば、昔はアポックのビラが入ってきていたような気もするので、そのまま折込地域を引き継いでいるだけなのかもしれません。

 ちなみに、私の中ではスギ薬局の評価は高いです。なぜかというと、各種クレジットカードが使用できるからです。それだけかと言われるとつらいのですが、似たようなドラッグストアが林立するなか、カードが使えることは大きなポイントです。

 現在のところジャパンも含めたグループ総店舗数が500店舗ほどのようです。あと4年でどのようにこれを1,000店舗にするのか、今後のスギ薬局に注目していきたいと思います。