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三芳町 こぶしの里

 先日、埼玉県三芳町の歴史民俗資料館に行った時に時間の関係で行けなかった「こぶしの里」に行ってきました。車は歴史民俗資料館において行って良いそうです。

 斜面にあって、たくさん湧水があります。案内板によると数10箇所ほどあって、そのうち3つの大きな湧水が敷地内の池を形成しているそうです。

 埼玉県新座市と接する場所にあります。すぐ近くにはOSCデオシティ新座とか、ケーズデンキなどがあります。国道463号の大きな道路から少し脇に入っただけでこれだけ自然に囲まれた湧水地があるというのは不思議な気分です。斜面を上った反対側は畑がいっぱいに広がるのどかな場所になります。そして、そちらが三芳町歴史民俗資料館側です。

 湧水量は本当にたくさんありました。池に近い湧水地点を覗くと入間の谷田の泉のように既にそれなりの流れになっていました。案内板によると、江戸時代にはこの流れは山下用水と呼ばれる流れとなって周辺の水田を潤していたそうです。今はその流れは「こどもの川」と呼ばれ、散策路として整備されていました。昔は水車まであったそうです。

 敷地内はぐるっと回れる形での散歩道にもなっていて、何人かともすれ違いました。上と下で標高差があるのでちょっとした運動にもなりそうです。

 一つだけ謎だったのが、東屋に寝ている人がいたことでした。もうお昼過ぎでしたが、ベンチの上で寝袋に入って熟睡してらっしゃいました。近くにはママチャリが一台置かれているだけで、それ以外の荷物は見当たりません。そこに住んでいる方のようには見えませんでした。森の中でのお昼寝は気持ちが良いですが、普通、寝袋まで使わないですから・・・不思議です。