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ランラン・カンカンの剥製

 立川に買い物にいったついでに多摩動物公園に行ってきました。モノレールができて便利になりました。

 動物の写真は色々撮ってきましたが、動物を語るだけの知識はありません。ということで、以前「上野動物園といえばパンダ ランラン・カンカンは多摩動物園に」でも書いたランラン・カンカンの剥製についてからです。

 前にも書きましたが、ここ多摩動物公園にランラン・カンカンの剥製があることはどのくらい知られているのでしょう。ぎゅうぎゅうの行列の中、トコロテンが押し出されるような流れに沿ってパンダ見学に行った世代の1人として、この剥製には想いがこみ上げるものがあります。でも、私が行く時はいつも誰も見ていないのです。ちょっと寂しすぎます。ある一定以上の世代の人間にはそれなりに思い出のパンダたちのはずなんですけど・・・。

 下の説明にはこのように書かれていました。

この標本の固体は、1972年10月28日に中国国民から贈られ、上野動物園で飼育されていたものです。
左はメスのランラン(蘭蘭)で、1979年9月4日に死亡、11才でした。
右はオスのカンカン(康康)で、翌年1980年6月30日に9才で死亡しました。

 私は一般的な「剥製」という言葉を使いましたが、このような時は「標本」っていうんですね。でも、剥製よりも冷たい感じもします。

多摩動物公園の動物慰霊碑

 ところで、一般的に動物園で動物が死ぬとどうするんでしょう・・・。などと考えたのは、多摩動物公園で動物慰霊碑(二枚目の写真)を見たからです。作り直されたのか、結構新しく見える慰霊碑でした。墓石(?)には「どうぶつさん おもいでを ありがとう」と書かれていました。まさか、この周辺に土葬されることはありえないでしょうから、やはり焼却処分でしょうか。体よく言えば火葬です。

 私が小学校低学年の時、飼っていた犬が死亡しました。所沢市に問い合わせたところ、ゴミ扱いだから近くの焼却場に持ち込むよう言われました。そして、言われたとおり当時の東部清掃工場に持ち込んだ記憶があります。今ならできないです。ペットに対する接し方も人間の心の面でだいぶ変わったように思います。

来年の干支はイノシシ

 ちょっと暗い話になってきてしまいましたので、最後にもう1枚。来年の干支であるイノシシです。というか、イノシシがここにいるという看板です。多くの人がイノシシにカメラを向けていました。普段、イノシシにカメラを向ける人は少数のはずなので、イノシシ自身が一番びっくりしていることでしょう。