2007年02月28日

インフルエンザの薬、タミフルとリレンザ

インフルエンザ薬 リレンザ

 最近、インフルエンザの薬タミフルの副作用による若年者の異常行動がよくニュースになっています。前から因果関係について色々と議論されてはきていましたが、こう何度もニュースが続くと因果関係はあるように思えてきてしまいます。

 普通に風邪薬として処方された薬を飲んだだけで高いビルから転落など、親としてはいたたまれないと思います。ちなみに、私は何年か前にインフルエンザにかかった時に飲みましたが、特に何もありませんでした(若年者じゃないですから)。


 インフルエンザの薬というとタミフルしか知らなかったのですが、リレンザという薬もありました。冒頭の写真にあるよう、錠剤や顆粒ではなく、専用の吸入器で吸入して、直接喉から作用させるようです。

リレンザの吸入器

 リレンザの吸入器には拳銃のリボルバのような機能がついています。ここにブリスタと呼ばれる薬剤が4つ入った円形のものをセットします。マーブルチョコレートの容器のようなものです。

リレンザの吸入器でブリスタに穴をあける

 ブリスタをセットした吸入器には上の写真のようにして穴を開けます。そして、吸入口から吸い込むことで体内に取り込みます。1回に2つ吸入するようで、1つ吸入後、吸入器の一部を一度引っ張って戻すとブリスタが回転する仕組みです。このあたりも拳銃にに似ています。

 薬効としては、ノイラミニダーゼの働きを抑制するということなのでタミフルと同じなのでしょうが、消化器官を経由するかどうかが違いということになりますでしょうか(間違っていたら誰かご指摘ください)。タミフルと同じような異常行動の副作用の報告は聞いたことがありませんが、あるのかどうかはわかりません

 私の今回、この薬の効き目や副作用について語りたかったのではなく、その吸入器やブリスタの特殊性について触れたかっただけです。薬とは思えないその姿には感動しました。実際の服用にあたっては医師や薬剤師の指示に従ってくださるようお願いします。



この記事へのトラックバックURL
http://app.blog.livedoor.jp/tobapost/tb.cgi/50734189
この記事へのトラックバック
 なんだかんだいって毎年この時期になるとインフルエンザの予防接種(ワクチン)を受けて、何かしらインフルエンザについて書くというのが定番になっています。ということで、今年も何か書いておかないといけません。
今年(2007-2008)のインフルエンザワクチンは有効?【毎日がレビュー】at 2007年11月29日 23:57
この記事へのコメント
気になる問題ですね。私は幸いにも未だインフルエンザに罹ったことが無いので判断がつきません。しかし年少者や高齢者への使用を考えた場合他人事ではありません。一方、1996年頃開発され2000年頃認可された歴史の浅い薬であり、そもそも薬品に副作用は前提と考えると、行政の煮え切らない対応に違和感を感じると同時に、メディアの「また企業と行政がグルになって被害拡大!」みたいな報道姿勢にも違和感を感じます。まずは正確な判断材料となる、あらゆる立場の人々の正確な情報開示(メリデメ双方)を願いたいですね。
と感じるもの、具合が悪ければ仕事も休んでゆっくり静養が一番なのは理解しているのですが、自分自身休むに休めないことを思うと、薬に頼りたいです。
注意喚起とは実に難しいです。
Posted by goodday at 2007年02月28日 21:53
gooddayさん、こんにちは。

本当に難しい問題だと思います。薬なので副作用があるのはまちがいありません。でも、薬によってはその副作用よりも薬効を期待している人たちが大勢いることも事実です。

ご指摘の内容もまったくの同感です。この異常行動の話は前から指摘されていたのに、ここにきて突如としてメディアがたくさん取り上げるのも納得行きません。

ただ、タミフルを処方された子供たちに対して大人が注意してあげる必要だけはありそうですね。
Posted by toba at 2007年02月28日 23:41