自宅のミニマグライトが点灯しなくなっていました。単三電池2本で動作するAAと呼ばれる優れもので、狭い場所に物を落とした時などに重宝しているものです。
元々、10年以上前にサイパンのコストコ(COSTCO)で買ったものです。単一電池で動作するものとセットで買いました。当時、日本で売られているマグライトといえばかなり高値だったのに、あちらでは普通の懐中電灯を買う感覚で買えたのを良く覚えています。
せっかくなので少し修理してみることにしました(冒頭の写真は後で説明します)。
まず疑うのが電池。当然ですね。でも、交換してもダメでした。次に疑うのが電球。仕方が無いので、所沢のケイヨーD2でマグライトAA用のクリプトン換え電球を買ってきました。普通のホームセンターでもマグライトの電球が売られるようになっているんですね。
で、封を開けて電球を交換してみましたがやっぱり点灯しません。う〜ん、困りました。普通の懐中電灯であれば、今回買った電球代だけで新しいものが買えてしまいます。
どうも、家族の中では私が何かを修理しようとすると壊すというイメージができあがりつつあるようで、ここは何とかしないといけません。以前、絡まったビデオテープを取り出そうとしてビデオデッキを壊したのが良くなかったようです。
中を開けてみると、どういういわけかマイナス側の線が電球に導かれている形跡がありません。電池のマイナスはボディを経由して電球に届くのですが、最後の電球に到達する経路が見当たりません。ここからは完全な推測ですが、私か子供がマグライトの電球部分を開けた時に、何かしらの部品が欠落したのでしょう。
ここからはいかに安く直すかです。そこで登場するのが銀紙。電気は通してくれるし、形も自在に変えられます。ということで、冒頭の写真のように銀紙をセットしたところ、無事点灯するようになりました。銀紙なのでまたいつ点灯しなくなるかもわかりませんが、これなら修理も簡単です。
銀紙だけで直って少し得をした気分です。
のはずだったのですが、ここで思い出したのが「あれ、そういえばマグライトって本体に予備球がなかったっけ・・・」という話。やっぱりありました。電池のフタの部分の中にしっかりと予備の電球が入っていました。
ああ、電球を買う必要はありませんでした。少し損した気分。
ところで、楽天を見ていて知ったのですが、マグライトって結構改造パーツがあるんですね。スイッチをインテリジェントのするナイトアイズ・IQスイッチ(ミニマグ用、電球を明るいハロゲン球にするもの、電球をLED化するものなどなど・・・。電球のLED化については本家でも発売され始めたようです。
単なる懐中電灯とは思えないワクワク感がマグライトにはありますね。