あまりスーパーに買い物に行くことは無いのですが、それでもたまに足を運ぶと密かに探していたものがこれです。その名も「東京牛乳」です。東大和市のダイエーにて手に入れることができました。
製造者の協同乳業株式会社が昨年の8月に出したプレスリリースがあります。
東京都酪農業協同組合と多摩地区の酪農家の協力を得て、生産者の顔が見える産地指定牛乳を製造し、東京都民をはじめとする関東の方にも新鮮な牛乳をお届けいたします。
とのことで、
あきるの市、青梅市、立川市、八王子市、日の出町、町田市、瑞穂町の酪農家より毎日新鮮な生乳を集乳し、自社の東京工場にて殺菌パック・出荷した産地指定牛乳です。
だそうです。つまり、多摩地区の酪農家の牛乳を毎日集めて、日の出町にある東京工場でパックしているんです。
東京牛乳のサイトを見ると生産者の一覧も出ています。その一部の方のインタビューなどを動画で見ることもできます。プレスリリースには書かれていませんが、うれしいことに、清瀬市からも4人ほどこの東京牛乳に牛乳を提供してくださっています。
東京の乳牛なんてと考えがちですが、東京近郊の牧場でいつ作られたかもわからない牛乳を飲むよりも、生産者の分かるすぐ近くの乳牛の牛乳を飲むほうがもしかしたら自然な気もします。東京牛乳のサイトでは賞味期限を入力することで、その牛乳がいつ殺菌・パック詰めされたものなのかもわかる仕組みが提供されていました。
東京もまだまだ捨てたもんじゃないですね。こういう産直品に出会うとうれしくなります。