私が今、東京で飲んでいる水については朝霞浄水場に行ったり金町浄水場に行ったりして大方理解ができました。
でも、私が育った隣町の所沢についてはどうなっているのでしょう。もしかしたら(というかほぼ間違いなく)、小学校の社会の授業で勉強したのでしょうが、何も覚えていません。
高いところが好きで、所沢市内の西部浄水場や南部浄水場の横には良く行くので、少し調べてみました。上の写真は西部浄水場です。
私の理解が正しければ、所沢市民が飲んでいる水の93%は埼玉県から買っている県水です(平成18年度実績)。これは浦和の大久保浄水場から流れてきます。結局のところ、利根大堰から武蔵水路を使って荒川に流れてきた水を取水しているようなので、朝霞浄水場の水を飲んでる東京都民と大差ないはずです。
違いは、ブレンドされている7%の地下水でしょう。所沢市内の浄水場の周りから地下水を汲み上げているようです。
という前振りで登場するのが、北野最終処分場です。所沢市がゴミの最終処分地として使用していた場所です。既に満杯まで埋め立ててしまったため、現在は県外に埋めさせてもらっているようです。
これが西部浄水場と細い道を挟んですぐとなりにありました。もちろんきちんと処理はされているのでしょうが、飲み水となる地下水は大丈夫なんでしょうか・・・。
地下水はどこから採取しているのでしょう。市内の35箇所から採取しているようですが、これまで時々見ては何なのかわからなかったこの下の写真の場所がその取水地という理解でよいでしょうか。
上の写真はお花畑の近くで見つけたものです。
そして、こちらが西所沢で見つけたものです。
いつまでも安心して地下水が飲めるような環境でありたいものです。