先日、「所沢の空を飛んだヒコーキ展」でお邪魔した井筒屋町造商店さんですが、6月20日までの間、「懐かしの所沢百景」と題して昔の所沢の町の生活、暮らしぶりを描いた故・峯岸正雄さんの絵画展が行われています。
この峯岸さんという方の絵はHigeziiさんのサイトでも拝見しておりましたが、実物を見るのは初めてです。透明感あふれる美しい数々の絵の中からは、写真では表現できない何かが感じ取れました。
といっても、本日伺うまでこの峯岸さんという方がどういう方なのか存じ上げませんでした。紹介文を一部引用させていただきます。
大正13年、所沢本町(元町)に生まれる。
御幸町で「峯岸鍼灸院」のかたわら、長年にわたり古老、先人達に昔の所沢の待ちの様子を聞き、取材してきたものを絵と文章で綴り「むかしの所沢百景」として完成させました。
既に鬼籍にはいられてらっしゃいますが、残された絵は今も生き続けています。
確かにネットで拝見したことのある絵も見つかりました。飛行機新道旭橋のあたりにあった駅です。現在はこれら絵画はHigeziiさんによって管理されているそうです。
絵画だけでなく、所沢小学校郷土資料室から借りてきたものも並べられていました。
以前、中富民俗資料館には行きましたし、タイミングが合わずになかなか行けない柳瀬歴史民俗資料館の存在は知っていましたが、所沢小学校にこのような資料室があったとは初耳でした。
興味のあるものがたくさん並べられていました。ゆっくり見たかったのですが、門限(?)があったのでさらっと見ただけで失礼してしまいました。子連れで行きましたが、絵画の中の何点かと昔の教科書などには興味を持ったようです。
お時間のある方は足を運ばれてはどうでしょうか。理想的なのは、店内が空いていてHigeziiさんから直接ご説明を拝聴できる時でしょう。おそらく、絵の理解度が100倍くらい違うと思います。でも、こればかりは運です。
なお、6月12日には「所沢小学校資料室見学と斎藤家(明治天皇行在所)ツアー」というものも企画されているそうです。平日なので残念ながら私は行けませんが、興味のある方は井筒屋さんに問い合わせされてみてください。
ご来店有り難うございました。
お相手できずに失礼しました。
絵をご覧になった皆さんは異口同音に是非絵本として残して貰いたいと言います。
私の手元に約180点の絵画をお預かりしています。
機会があれば残りの絵画もまた展示したいと思っています。
所沢市には残念な事に博物館も美術館もありません。
市内には所沢小学校内の郷土資料室があるのみですが、この存在すら市民は知らないと思います。
私の母校でもありますので、校長先生と相談してツアーを計画しました。
展示中にはツアーの他に伝承音楽のコンサートや寺子屋と称した催しをしていますので是非お立ち寄り下さい。
20日、午後3時まで展示しています。
詳細はこちら
http://www.snw.co.jp/~idutsuya/index2.htm