武蔵国分寺公園から中央線をわたると、そこには森がありました。ちょうど、西国分寺駅の中央線ホームの端から国分寺駅方面にのびた小さな森です。写真で見てもそれほど大きくないことがわかるかと思います。
ここが国分寺姿見の池緑地保全地域です。
それほど大きな森でもなく、簡単に端から端まで歩けてしまうため、私が行った日には森の中で人に出会うことがありませんでした。それでも、このような形で緑地保全地域に指定しておかないと、悲しいことにいずれは無くなってしまうのでしょうね。
小さいながらも武蔵野の風景を堪能できます。なるべく自然のまま残そうとしているようで、チョウと共存できるために足元のアズマネザサの刈り取りは部分的にしか行わなかったといった注意書きがありました。
森の横にはその名の通りの姿見の池がありました。バードウォッチャーがいらしたので、これより先には行けませんでした。そういえば、何年か前に中央線の電車の中からここを工事しているのを見た記憶があります。
ここは殿ヶ谷戸庭園、真姿の池同様、東京の名湧水57選に選ばれていますが、湧水量は減っていたようです。「平成13年にJR武蔵野トンネル湧水により復元」とあるように、ある意味、復元された自然なのかもしれません。JR東日本の説明や東京都環境保全局のプレスリリースがわかりやすいです。
それにしても国分寺は湧水がたくさんあってうらやましい限りです。
所沢の町育ちには大谷田圃やきれいだった柳瀬川が唯一の水を求めて通った所でした。
パンツひとつで柳瀬川のガードの下で泳いだり魚釣りをしたものです。
赤バッケの崖下は格好の釣り場でした。
先日行って見ましたが住宅街で昔の面影が全く無いのには驚きました。
せめて東川もきれいな水が流れる川になると良いですね。
古老の話ではドジョウを捕ったり、蛍がいたそうですから。
私が印象的に覚えているのはとさつ場から流される血で川が真っ赤に染まったどぶ川でした。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/4907/tokorozawa_omoide4.htm