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クロネコヤマトのトラック

 先日、所沢市内を車で走行中、奇妙なものを発見しました。緑色の屋根つきのリヤカーのようなものを取り付けた自転車です。よく見ると、自転車をこいでいる人はクロネコヤマトのユニフォームと帽子を身に着けています。

 この日だけで所沢市内で3回もこれに遭遇しました。写真を撮ろうと思ったのですが、車を運転中だったのであきらめました。

 帰宅してネットで調べると出てきました。クロネコヤマトのサイトの「環境保護活動」からたどっていくとありました。新スリーターと呼ぶそうです。自転車便というのは私が勝手にイメージした名前です。誤解のないよう。

 単なるリヤカーを引く自転車とは異なり、かなり機能的にできているようです。まず、自転車は電動自転車でした。近くをグルグル回るといっても1日これに乗っていたらかなりの疲労になるでしょうから、電動自転車なのは当然かもしれません。後ろのリヤカーはなんと100kgまで積載可能です。大人の3人乗りに近い重量ですね。これを考えても電動自転車は正解です。また、クール宅急便が運べるような保冷ケースまでセットされていました。

 これまでも都市部で、クロネコヤマトが台車により配達を行っているのは見たことがありましたが、自転車は初めて見ました。自転車ならば駐車禁止の心配もないし、小さな路地にも入れるし、何より地球温暖化防止に役立ちます。

 とはいえ、やはり自動車より配送量が減るでしょう。これに対して、クロネコヤマトでは台車やスリーターの集配拠点としてサテライトセンターというものを着々と作って入るようです。

 今、勉強中のeco検定で「環境報告書」というものが出てきました。クロネコヤマトはもう何年も前からこれを作ってきていたようです。2005年度版からはCSR報告書となっていました。

 eco検定の主旨に沿えば、消費者の立場からは我々はこのような企業の姿勢を評価して、意図的にそのような企業からの購入を行う必要があります。

 なんて、偉いことをいう立場でもありませんが、eco検定の試験勉強自体は、資格取得とは関係なしでも、ためになっている気がします。