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狭山市 堀兼の井戸周辺

 先日、といってももうだいぶ前の話になりますが、新所沢周辺で30分ほど時間をもてあます日がありました。ならばと、狭山市堀兼にある「堀兼の井」に行ってみようと車を走らせました。

 堀兼の井は、昔の和歌に歌われた「ほりかねの井」であれば、平安時代からの歴史があるものです(詳しくは、狭山市の紹介ページでどうぞ)。20年近く前、よく川越方面に遊びに行く時に通る道沿いにその看板を見ていました。いつか、立ち止まって見てみようと思っていたら、いつの間にか20年近く経ってしまいました。

 確か、このあたりに看板があったはずと思われる場所にもう看板はありませんでした。でも、せっかくなので堀兼神社という神社の横を曲がってみることにしました。

狭山市 堀兼の井戸周辺の畑

 そしたら、関東ローム層っていうのでしょうか、独特の色をした畑が一面に広がっていました。標高はそれほどないものの、開けているせいかアンテナの鉄塔なども何本か確認できました。

 見るからに水が少なそうな土地ですから、井戸はさぞや重宝がられたことでしょう。今の風景を見てもそう思います。

狭山市堀兼・上赤坂 ふるさとの緑の景観地

 結局、堀兼の井は発見できなかったのですが、「狭山市堀兼・上赤坂ふるさとの緑の景観地」という森を見つけました。帰って地図を見ると、赤坂の森公園という公園整備もされているようです。不法投棄の監視カメラがあるという看板もありました。自然が多ければ多いだけ、不法投棄の問題は避けられないようです。悲しい現実です。

 帰ってネットで調べたら、なんと堀兼の井は堀兼神社の境内にあったようです。何となくそんな予感もしたのですが、今回は畑や森に見とれて時間切れになってしまいました。今度こそは堀兼の井を見てこようと思います。・・・などと言いながらまた20年後になってしまうかも・・・。まあ、平安時代からを考えれば20年なんて大したことないかな。