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自宅で食べる山本屋本店の味噌煮込みうどん

 名古屋といえば、なぜか味噌。最近、名古屋の友人から味噌煮込みうどんが送られてまいりました。名古屋で初めて食べた時は、明らかに芯の残ったうどんに危うく店員さんに文句を言いそうになりました。あとでそういうものだと知って文句を言わなくて良かったと思ったものです。食後しばらくするとまた食べたくなる食感です。

 生麺なので賞味期限も短いのですが、説明どおりに調理するとちゃんと芯が残った半生うどんの状態で食べられるようになっています。今回写真を撮るために汁の中からうどんをすくい出しましたが、見るからに硬そうな感じがおわかりになりますでしょうか。うどんをかじると、真ん中にはまだ真っ白い芯が残っていました。

 実はきちんと煮込んで明らかににょろにょろになった麺も一緒に食べ比べてみたのですが、やっぱり明らかに生煮え麺のほうがおいしいんです。あの食感がたまりません。あの濃厚な味噌味の中ではにょろにょろは存在感が主張できないのかもしれません。

 食べながら、そういえば名古屋の名鉄百貨店で食べたお店も山本屋さんだったよなってその時の記録「名古屋で食べた名古屋っぽいもの」を見直したところ、大きな違いを発見しました。私が名古屋で食べたお店は山本屋総本家で、今回頂戴したのは山本屋本店でした。

 両者は完全に別の会社のようです。お互い対立しているような感じです。それについて言及したサイトもたくさんありました。確かに山本屋総本家のサイトのトップに

弊社は全店「山本屋総本家」の暖簾で営業しております。
紛らわしい店名にご注意ください。

と書かれているのに対し、山本屋本店のサイトのトップに

弊社は全店「山本屋本店」ののれんで営業しております。
まぎらわしい名前のお店がございますが、弊社とは一切関係ございませんのでご注意下さい。

 と書かれている点を見ても、あまり仲良さそうには見えません。

 一消費者としておいしく食べられれば問題ないので、あえてこれ以上は調べませんが、どこにでも似たような話はありますね・・・。元祖と本家の争いとか、内ゲバとか、似たもの同士のほうが反目しだすと根が深くこじれやすいのかもしれません。