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浦山ダム(秩父さくら湖)

 有間峠からは来た道ではなく反対側へ下りてみました。以前来たのは何年前でしょう。まだ浦山ダムの工事が行われていた頃です。一部未舗装の林道で、木々が伐採された山をつづら折れで走行した記憶があったのですが、今回行ったらだいぶ記憶と違っていました。

 竣工後の浦山ダムを見るのも初めてだと思います。

浦山ダムの水

 重力式コンクリートダムでは国内2番目の大きさを誇るそうです。浦山ダムがそんなダムだったとは知りませんでした。

 この日は曇り空でしたが、湖面に写る山々や雲がとても綺麗でした。

浦山ダム常用洪水吐き

 堤体から中央部分の常用洪水吐きの部分を見下ろすとこんな感じです。洪水調節で放流される時はここから水が流れ出るようです。やっぱり急ですね。スキーのジャンプがこんな感じでしょうか・・・。

浦山ダム堤体の上

 堤体の上です。浦山ダムは開かれたダムを目指しているそうで、写真左側にあるエレベータで堤体内に立入る事も可能です。内部には堤体内ギャラリーなんてのもあるそうです。ただ、この日は残念ながらエレベータは調整中につき休止中でした。

浦山ダムうららぴあ

ダムの管理施設のすぐ近くにはダム資料館「うららぴあ」があります。入口では仮面ライダーのサインが出迎えてくれました。どうやら、このダムでロケをすることがあるようです。

うららぴあにあるダムの模型

 ダム資料館といえばよくみるのがこんな模型です。あまりダイナミックな動きはありませんでした。

うららぴあ荒川絵図

 荒川絵図なんてのもありました。この照明は何かをイメージしていたんだと思いましたが、思い出せません。そう、ここ浦山ダムのある浦山川は、いずれ荒川になります。

浦山ダムの上流付近

 少し話は戻りますが、有間峠から下ってくると最初に到達するのはダムの上流付近です。上の写真の通り、まだ川の雰囲気が残っています。ここで見ていて気になったのが写真の左側に写りこんでいる太い黒いパイプでした。

浦山ダムの清水バイパス

 その正体がわかりました。清水バイパスと呼ばれるものでした。大量の濁った水がダムに流れ込むと、それがそのまま下流に放流されてしまいます。それを改善したのがこの清水バイパスです。浦山川の上流で取水した水、つまり濁っていない水をそのままダムをバイパスさせて下流に放流させるのだそうです。なるほど、納得です。それにしても色々考えますね。

 この日はほんの少しだけ周辺を見ただけですが、実はこの浦山ダムの周辺にはいろいろ遊べる場所があるようです。いずれまたじっくり見に来たいと思います。