先日、本を何冊か購入する際、図書カードを何枚か出して支払いに充てたのですが、その1枚がどうしても機械で読み込めないご様子。なんか、こちらは悪くないのに悪い気分になってしまいます。
図書券というものがありました。まだ使うことはできるそうですが、いつの間にか販売が終了していたんですね。その図書券と並存していた頃は、図書券は使えても図書カードは使えないお店が結構あったように思います。今は、それなりに図書カードが普及しているのでしょうか。
図書カードは磁気カードのようで、専用の読み取り装置に入れます。ところが、今回使った1枚がどうしても読み込めないようです。レシートを見て何やら店員同士でコソコソ話をしています。こちらは何も悪くないのに「偽造カードじゃねえか」とか話しているんじゃないかと幻聴が聞こえてきそうです。
店員の一人がカウンターの下で何やらゴソゴソし始めました。もしかして警察に通報してるんじゃないのか・・・なんて心配になってきたところで、店員が私に手渡してくれたのが冒頭の写真の封筒とレシート。レシートには読取りエラーと書かれています。何でも、封筒にレシートとエラーになったカードを入れて送ると、新しいカードを送り返してくれるのだそうです。
あ〜あ、心配して損しました。
ただ、今回の出来事を通して図書カードについて少し理解を深める事ができました。やっぱりというか当然というか、偽造防止のために図書カード本体だけでなく、その図書カードの残額はシステム側でも管理しているんですね。でなければ、エラーになったカードを送るだけで、その残額分の新しいカードを送り返してくれることはできません。読み取りエラーになったカードの残額は申告する必要がないんです。あちらで勝手に調べてくれるそうです。
もう、送付しましたが、一応送る前にエラーになったカードの裏面とエラー表示のあるレシートだけはコピー取っておきました。でないと、郵便事故でもあった時には「送った」「受け取らない」の水掛け論になっちゃいますので・・・。