先日、神田明神の境内にいる黄色いのはOCNのJolly(ジョリー)であることを書きましたが(「神田明神のジョリー」参照)・・・。その後、別の日に行ったらジョリーの向きが変わっていました。
あれ、これってその日の気分で向きが変わるんでしょうか・・・。もしくは、その日の良い方角とかを意識しているとか。せっかくなので写真撮影しておきました。
これだけだと寂しいので今回は神田明神の境内にある銭形平次の碑をご紹介しましょう。有志の作家と出版社とが発起人となって昭和45年12月に建立されたそうです(案内板から)。境内の裏手にまわる場所にあります。
境内にはこんなものもあります。
どうして、神田明神に銭形平次かというと、銭形平次が明神下に住んでいたからです。銭形平次といえば大川橋蔵さんのフジテレビ版が有名ですが、風間杜夫さんの日本テレビ版や村上弘明さんのテレビ朝日版もあるようです。人気者なんですね、銭形平次さん。
でも、実は銭形平次ってフィクションなんです。つまり実在しない作り物です・・・。
じゃ、あの碑や写真撮影用のパネルは・・・? となるんですが、そのあたりが神田明神の懐の広さというか、世の中の世相に敏感というか、神田明神の神田明神たる部分ではないかと思います。
そう考えると、Jolly(ジョリー)が大きく飾られている点にも合点が行きます。
町には銭形平次の町なんて旗が街頭から下がっていたりします。
神田明神といえば、やはり私の郷里の盛岡の出身の新渡戸稲造が若い時分、病気した弟のために水垢離をしたという逸話もあり、微妙に近いような遠いような親近感も覚えたりする場所です。