これまでも「関越自動車道 駒寄PA スマートIC」等で何度かご紹介してきた関越自動車道駒寄PAスマートICですが、最近、ここではめずらしい光景が見られるそうです。なんでも、ゲートから出てその場でUターンしてまたゲートに入り直す車がたくさんいるとか。下り線です。
普通はそんなことをしたら通行料が余計にかかってしまってバカらしいです。でも、ETCの通勤割引を使うとこれがお得になってしまうのです。
ETCの通勤割引とは、朝の6時から9時、もしくは夕方の17時から20時の間に入り口か出口のゲートを通過して、かつ利用距離が100km以内の時にその料金が約5割引になるというものです。厳密には関越自動車道の場合、練馬から東松山は割引対象外になるので、実際の割引は東松山から駒寄の料金に適用されるのだと思います。それでも、5割引ですから。
どうして駒寄PAで一度出て乗りなおす車が多いかというと、ポイントは総利用距離が100km以内という通勤割引適用条件にあります。駒寄PAは練馬からちょうど100km弱の場所にあるのです。
だから、6時前に練馬から入り9時までに駒寄PAに来た車や、6時から9時の間に練馬から入った車の場合、ここ駒寄PAで一度出るだけで料金がお得になってしまうという仕組みです。なんか不思議です。
実は今日、三芳PAと駒寄PAの間を往復してきました。行きは通勤割引を使うのをあきらめたのですが、帰りは通勤割引を使いました。17時以降に三芳PAから出れば良いわけです。ところが、いつもある花園付近の渋滞がなく、すんなり流れてきてしまったので、高坂SAで20分ほどウェイティングを入れました。なんか意味も無く待ちを入れるのも空しいですが、通行料金を見て納得です。行きの料金が2,450円だったのに対し、帰りが1,650円です。20分時間をつぶすことで800円の節約です。通勤割引バンザイ。
高崎河川国道事務所の平成19年度記者発表資料「祝1周年 関越自動車道「駒寄スマートIC」」によると、駒寄PAのスマートICは全国に30箇所あるスマートICの中で利用台数が1位だそうです。おそらく、ETCの通勤割引が今のルールを維持する間は、この1位も維持されるのではないかと思います。少し微妙な1位ですが、私もここは便利に利用させていただいてますので・・・「頑張れ、駒寄PAスマートIC」
ここのICではないですが、Uターンはやります。ある時、下っていたのが、Uターン後上り車線へ入ってしまい、泣きをみたことがあります。