その1の続きです。23区内最高峰の愛宕山を尋ねてきたものの愛宕トンネルの上に上がれず困っていたのところまでがその1です。
あきらめるにしても同じ道を帰っては面白くありませんのでトンネルを向こうに抜けてみることにしました。トンネル内は明るくなければちょっと怖い感じです。でも、抜けてみることで道が開けました。トンネルを抜けたすぐの所に上に上る小さな階段があったのです。この階段はかなり怪しいです。途中を待ち伏せされたら逃げられそうにありません。
結構急な階段を上りきったところにNHK放送博物館が、そしてその奥に愛宕神社がありました。
ここが愛宕山の頂上(標高26m)だそうです。夜9時過ぎだというのに参拝している人がいました。人が近づくとライトがつくところをみると夜間参拝者は多いのかもしれません。
ちなみに周りはビルです。せっかくの23区内自然の最高峰の山なのに、周りを人工のビルで囲まれている姿は少し寂しい気もします。
私も参拝を終え、せっかくなので三角点捜しでもしようかと思いましたが、さすがに暗いのでそれは断念。代わりに出世の石段と呼ばれる階段を上から撮影しました。本当は下まで行って下から撮影しようかとも思いましたが、体力的に断念。かなり急です。曲垣平九郎という人はここを馬で上って将軍家光公に梅を献上したそうな。馬に乗って上れても下りたくはないなぁ。
帰りは同じ道を愛宕トンネルまて降りて赤羽橋駅まで向かう予定でした。ところが持参してきた地図に出ていないのです、目的の駅が。昭和62年発行の地図でしたが、当時はまだ大江戸線はないんでした・・・。
確か赤羽橋駅は東京タワーの近くにあったはずという記憶に従って港区をウロウロさせていただきました。
結果的にはたどりつくことが出来ましたが、そろそろ新しい地図を買わないと。
ウロウロして東京タワーのふもとを通ったおかげでこんなものを見ることができました。南極で活躍したカラフト犬たちです。
夜の都内散歩が癖になりそうです。都内にはまだまだ気になる「山」があります。
以前にこの近くにある虎ノ門病院に行っていたときに、永田町から坂を下って行っていたものですから、低い土地なのかと思っていました。