趣味の無資格無線運用のために車を堂平山へ向けました。本当であれば越生から上るルートが簡単で良いのですが、あいにくこちらのルートは白石峠の手前で通行止めとの情報です。仕方がないので、奥武蔵グリーンラインの刈場坂峠からアプローチしてみることにしました。
正丸トンネルの手前を右折し刈場坂峠へ向かいます。途中、日陰のコーナーなどには上の写真のような氷が残っています。まあ、これは織り込み済みです。この季節、部分的にこういう場所はあって当然ですから・・・。
なんて、上っていったらどうも様子がおかしいです。まるで雪国のようになってしまいました。
上りはトラクションさえ得られれば上れますし、止まるのはアクセルを離すだけで良いので気楽です。でも下りは違います。ちょっと、この道を下る勇気はありません。それに、もしかしたら上の奥武蔵グリーンラインまで上ってしまえばもっと雪は少なくなっているかもしれないという淡い期待を抱いて上りきってしまいました。
上りきった刈場坂峠の様子です。ここから堂平山に続く大野峠方面には「通行禁止」の看板がありました。ただでさえ、刈場坂峠から大野峠までが一番心配していた部分なので、もうここに上ってくるだけで既に状況は目に見えています。これ以上の危険は冒したくはありません。日が当たっている部分でこれですからね・・・。迷わず車は堂平山とは逆方向に進めることにしました。
ちなみに車は4WDではありません。LSDも無い、普通のFF車です。4年落ちのスタッドレスEP-03だけが頼りです。
堂平山とは反対方向に車を走らせれば少しは雪が減るかと思いきや、一向に減る気配がありません。むしろ、フカフカ状態。こんなところで対向車が来たら困ってしまいます。どこまでが寄ってよい路肩なのかわかりません。幸い、この日は途中、2台の車とすれ違うだけで事なきを得ましたが、その2台ともジムニーでした。その昔、JA71のジムニーに乗っていたこともあるので、気持ちはわかります。でも、今日の私は雪道を走りに来たのではないんですけど・・・。
途中、飯盛峠で少しだけ無資格無線運用。交信いただいた方から、関八州見晴台くらいまで来ると雪が減るとの情報をゲット。雪が減ることだけを期待しながらさらに車を進めます。
確かに関八州まで来ると、路面が見える場所が増えてきました。せっかくなので関八州見晴台にも上りました。上の写真はまだ晴れている暖かい頃の見晴台です。その後、雲が出てきて、強風が出てきました。一旦、収まったものの、今度は少し向きを変えた強風が始まりました。そして、この風はとても冷たいです。と思っていたら横から白いものがたくさん飛んできました。なんと、雪です。晴れから一転して吹雪の世界です。山の天気は変わりやすいとは良く言ったものです。
結局、その後も所々には路面上の雪が残っていましたが、黒山展望台を過ぎるあたりから路面上の雪はなくなりました。もちろん、道路横には雪が残っていますが、車の走行には何も影響しないレベルです。結論として、いきなり刈場坂峠に上ったのは間違いで、やっぱり、顔振峠あたりから奥武蔵グリーンラインに上って、雪の状況を見ながら車を進めたほうが良さそうです。
本当は、堂平山に行ってその帰り道に、野末張展望台にも行こうと思っていました。でも、野末張展望台に向かう道の入り口には越生町役場の言葉で「行かないほうがいいですよ」みたいなことが書かれた看板が設置されていたので、これも後日といたしました。
見慣れた風景なんだけど、見慣れない景色て感じです。
自分も昨日は出掛けた先でおもいっきし雪道を走ってきました^^;
ちなみに春一番のエントリの足場の崩壊、NHKラジオのニュースでやってました。
トアーズの辺かな?と思ってたんですけど、それっぽいですね。