2008年05月15日

中央防波堤埋立地(略して中防)

中央防波堤の庁舎

 前々から社会科見学したかった場所の一つに中央防波堤埋立地があります。東京湾のお台場のちょっと沖合にあって、東京23区民のゴミの最終処分場として機能していた場所です。

 申し込みをすれば見学は可能ですが、公共施設であるため平日しか受け付けてくれません。とはいえ、このまま待っていると見学できなくなってしまいます。この埋立地から釣りをする人もいるようなので、周りを自分の車で走ってみることができるのではないかと思い、出かけてみました。GWのことです。


中央防波堤工事現場

 この埋立地はお台場および城南島とトンネルで結ばれています。沿岸部の渋滞を避けるためか交通量は予想外に結構ありました。

 私は城南島から入りました。だいたいの位置関係は頭に入れていました。トンネルとトンネルの間から脇道に出れば埋立地内の道路に出られるはずです。ところが、脇道に曲がる交差点にはどこにも関係者以外通行禁止の表示が・・・。ああ・・・。

 見ていると、どう見ても関係者ではなさそうな人も曲がって行きます(釣り人?)。かといって自分もそれに続くのはどうも気分が悪いです。

 悩んだあげく、交差点の脇にあった工事用資材置き場から周囲を見渡すことにしました。今回の写真はすべてここから撮影したものです。

 冒頭の写真の右側にある建物が総本山、この地を管理する中防合同庁舎のようです。残念ながら埋立地な言葉から想像するような光景は今回の場所からは見ることができませんでした。予想外だったのは多くの工場のような建物が建っていることでした。また、コンテナもたくさんありました。もう私有地があるのでしょうか。でも、良く考えたらこの地にはまだ住所がありません。それぞれ道路がつながっている大田区と江東区が帰属権争いをしていて決着がつかないようです。なんと都内にも領有権問題があったんですね。

中央防波堤風力発電施設

 風力発電の施設でしょうか。大きな風車が見えます。近くに行ってみたいけれど行けません。歯がゆい感じです。これでコンテナが見えなければ都内とは思えない光景です。

中央防波堤羽田発の飛行機

 羽田空港が海を挟んで対岸です。離陸していく飛行機が真上を飛んで行きました。電信柱はどこにでもありそうなものです。これだけ見るとここが住所のない場所には思えません。

中央防波堤 山の向こうは新海面処分場?

 現在、23区最後の最終処分場として稼動している新海面処分場はあのお山の先でしょうか。どんな世界が広がっているのか見てみたい気がします。ああ、見たい見たい。

 ここ中央防波堤は将来、「海の森」として公園整備されるそうです。それhそれですばらしいです。でも、できればその前の今の姿のうちに一度きちんと見学しておきたいものです。

 ところで中防という略しかたですが、別に私がつけたわけではなく、公式にそう呼ばれているようですので、念のため。

 (最近は、通勤電車の中でケータイからこんな文章を書いてます・・・。)



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 中央防波堤に行った際には城南島にある動物愛護相談センターの建物も見て参りました。休日なので門は閉まっていました。  以前、「ドキュメント 東京のそうじ」で犬猫のそうじを読んでから気になっていた場所でした。
東京都動物愛護相談センター 城南島出張所【毎日がレビュー】at 2008年05月20日 00:23
 なかなか仕事を早く切り上げることはできないのですが、時々できたりするとフラッと立ち寄ってみたりするのが竹芝桟橋。よく出会うのが東海汽船のさるびあ丸やかめりあ丸ですが、ヴァンテアンもよく見ます。  レストランシップ「ヴァンテアン」と名乗っている....
東京湾クルーズ ヴァンテアン 出港と帰港【毎日がレビュー】at 2008年06月01日 23:43
この記事へのコメント
こんにちは。
またまた私が過去に関係したことのある記事が・・・。

今のCM先に入る前、約半年間、この中防内でダンプカーの誘導・整理のアルバイトをしたことがあります。

もう23年位前の話です。
ここへ来るには、お台場側からしか来れなくて、まだ湾岸線の西行きは、東京港トンネルも未完成で13号地で終わりでした。この辺りは、船の科学館しかなくて、殺風景なところでした。

中防へ行くトンネルは、たしか「第2東京港トンネル」
って呼んでいたかもしれません。

357号線から、中防トンネル方向は、信号もなくて、
清掃局の塵芥車や、産廃ダンプ、残土・ガラダンプが
強烈なスピードで走っています。

つづく
Posted by あたご10 at 2008年05月15日 16:06
長文を打ってしまい、また消えてしまいました。(泣

トンネルを抜けると、異臭が辺りを漂っています。
各計量ゲートで計測されると、捨て場所のコースへ分かれていきます。

埋め立て地の、当時の方法は、概略ですが、
残土・ガラ、清掃局の家庭ゴミ等、これらのサンドイッチで何層にも踏み固めて作っています。

台形山形を何列も作り、その谷間に、ゴミを捨て残土・ガラをかけ、踏み固め、また、平地を作り・・・
その繰り返しでした。

つづく






Posted by あたご10 at 2008年05月15日 17:02
作った台形山形には、巨大な鉄管を何本も刺してガス抜きをして放置しておきます。

ここからは、よこから見ると蜃気楼のようにガスが出ているのがよく分かります。

たまに、陥没や埋め立て地中内の火災が発生していました。

気の毒なのは、スーツ姿の若手社員を総動員して、
家庭ゴミの山を掘り返しているのを見かけたことがあります。その傍らには、女社長?らしき人が、すごい形相で指示していました。案内役の清掃局の方も大変そうでした。

臭いのきついバイトでしたが、その代わり、日給は良かったです。

写真と違って場内も、もっと殺風景な印象がありました。困ったのは、ハエが大きく、人肌を感知するのか
目や口に水分を求めてまとわりついたことです。
休憩場所のプレハブ小屋の出入りに苦労しました。
Posted by あたご10 at 2008年05月15日 17:47
あたご10さん、こんにちは。

これはこれは、とても興味深いお話です。
今度ゆっくりとお聞きしたいくらいです。

まだ外側埋立地は埋め立てているのでしょうか・・・。
だとしても異臭等は感じられませんでした。
昔と今ではまた埋め立て方も違うのかもしれませんね。

きっと、ここ中防も、かつての13号埋立地がお台場になったように
華麗に海の森として変身するのではないでしょうか。
Posted by Toba at 2008年05月16日 00:22
先日、葛西臨海公園からお台場に行く水上バスからその辺と思しき付近の内側の水路を通りました。

まだかかっていない橋桁が沖の島の方に伸びていていたのが見えました。
長さといい幅といい、結構大きい橋になるようでした。

あたご10さんのお話、確かに興味深いですね。
Posted by ひばり at 2008年05月18日 06:12
ひばりさん、こんにちは。

それは豊洲大橋でしょうか。
先日扱ったマッカーサー道路がそこに続くみたいですね。

同じ都内でありながらあまり知られていない開発が着々と行われているような気がします。
Posted by Toba at 2008年05月18日 21:04