大森ふるさとの浜辺公園

 少し前から気になっていた大田区にある、大森ふるさとの浜辺公園という場所へ行ってみました。区立の海浜公園です。大森海岸を再現したという砂浜かあり、私が行った時には見えませんでしたが干潟まであります。

 アプローチは、最寄駅である京急の大森町駅からの徒歩。改札をでたら左折し道なりにひたすらまっすぐです。この道はジャック・ニクラスゴルフセンターというゴルフ場にぶつかりますので左折右折右折でこのゴルフ場の敷地をぐるりと回ると現着です。15分弱といったところです。

 途中、○○海苔店と書かれたお店を5軒ほど見ました。大森が海苔の産地であったことを伺わせます。また、町工場も数軒ありました。大田区といえば町工場のイメージがあるのはちょっと偏った見方でしょうか。

大森ふるさとの浜辺公園の磯場

 大森ふるさとの浜辺公園は、内川の河口部分に作られた公園です。入口には門があります。浜辺とはいえ、時間外は入ることができません。夏の間は夜9時までオープンです。

 まず目に飛び込んで来るのがなんと言っても白い砂浜です。ネットの情報によると、小豆島から持ってきた砂だそうです。何となくサラサラしていそうに見えますが、実際は砂場の砂の感触でした。とはいえ白い砂浜のせいか、南国のビーチに見えなくもないです。砂浜の周りには結構人がいるのですが、砂浜には人がいないのが不思議なところです。

大森ふるさとの浜辺公園の展望台

 砂浜や羽田空港方面を望む場所には展望台みたいなものがありました。遠くまで見渡せるわけではありませんが、砂浜は一望できます。前方の赤い橋があるあたり、建物と建物の間に飛行機が見えました。

大森ふるさとの浜辺公園の浜辺橋

 この公園は砂浜のエリアのほかふるさとの広場というエリアがあります。後者には行きませんでしたが、2つを結ぶ内川に架かる橋が浜辺橋です。写真を見るとわかるようにすぐ後ろにはマンションが建っています。きっとあそこから見ると、砂浜はプライベートビーチのように見えるのでしょうね。うらやましい限りです。

 近くにあって旅行気分が味わえるステキな公園でした。

 ところで公園の名前にある「ふるさとの浜辺」とはどういう意味が含まれているのでしょうね。どういう意図でネーミングしたのか、そんなどうでもよいところが気になっちゃってます。