最近、忙しくてなかなか更新ができてません。書きたいことは山ほどあるんですが、書く時間が無いのが残念なところです。ということで、だいぶ前の話になってしまいますが、旧芝離宮恩賜庭園に行ってきた時のことを今頃になって書き残しておこうと思います。
浜松町(大門)駅のすぐ横にある有料の公園です。世界貿易センタービルの展望フロアからも真下に見えます。どういう歴史を持つ公園なのかは上のリンクから専門のサイトをご覧いただくのが一番です。
行った日は桜が咲くころです。園内の一部には桜の木がありました。季節がら、この桜の周りには人がいっぱいいました。でも、公園の性質上、ブルーシートを敷いてのお花見などはできません。
園内には「大山」と呼ばれる築山がありました。ここからは園内が一望できます。庭園が造られた当時は何もなかったのでしょうが、今は周りに高いビルが林立しています。こういうアンマッチな部分が日本的だなと、最近感じています。
園内中央には大きな池がありました。池にはコイが泳いでいました。だから淡水の池です。でも、昔は海水を取り入れた池だったそうで、その海水を取り入れていた取水口なるものがありました。ある意味、昔のひとのほうがアイデアが豊富だったような気もします。
ちなみに、海水を利用した池を見たければすぐ近くの浜離宮恩賜庭園に行くのが良さそうです。私もまだ入ったこと無いのですが。
ちょうど有料化された頃に一度入園したことがあります(それまで都立公園はすべて無料でした)。あの頃前後して都知事が美濃部さんから鈴木さんに変わったため、「おのれ、鈴木めぇ〜!」なんて逆恨みしたことがありましたっけ・・ (笑)
汐入公園としての趣がなくなってしまったという点では、浜離宮も大差ありません。無粋な防潮堤が築かれてしまいましたからね (涙)
今ウォーターフロントが見直されつつあるようです。芝離宮は最早無理だとしても、せめて浜離宮は往時の姿に戻して欲しいものです。