無線関連のイベントで八溝山へ行って来ました。15年ほどぶりです。福島県と茨城県の境にある山です。
1000mほどの山ながら、朝方には写真のように綺麗な雲海を見ることができました。
この山は車で頂上まで行くことができます。ただし、今回はアクセスに苦労しました・・・。
出発は夜。夜の12時前には東北自動車道の上河内SAに到着しました。この先、矢板ICを降りて大田原市側から上る予定です。前回来た時は茨城県側からのアクセスでした。こちらから上るのは初めての道です。少し明るくなるまで仮眠しようかとも思いましたが、早く行きたいという気持ちを抑えきれませんでした。
途中までは広い道が続きます。矢板ICから八溝山までは50kmありますが、1時間ほどで到着しそうな勢いでした。走っている車はほとんどいません。信号が黄色点滅、赤点滅になっているのを久しぶりに見ました。
状況が変わったのは、名もない曲がり角(livedoorの地図だと道が途切れてる・・・)。冬期通行止めの看板が大きく掲げられていた道を選択したあたりからです。ここからは今回使った福島県をかすめるルートと、N字のように一旦引き返して大子町からアクセスするルートの2種類があります。距離的な面から前者の冬期通行止めのルートを選んだのですが、これが失敗でした。
何といっても道が狭いです。対向車が来たらどうしましょうって感じ。コーナーもタイトなものが多かったです。途中からは霧が出てきてしまったため、コーナーの出口が見えずに切り返しが必要な場所もありました。そもそも通行量も少ないようで、アスファルトにできた割れ目からは雑草が生えています。上の写真のように車の両サイドを草にこすられながら進む深夜の山道は生きた心地がしなかったです。
それでも何とか稜線沿いにやって来ました。最後の最後に曲がるべきか曲がらないべきか悩んだのが上の写真の曲がり角。曲がり角にはトイレがありますし、写真の後ろには大きな駐車場が広かっています。でも、夜の五里霧中、一寸先は闇の状態で、こちらは無我夢中、そんなことを知る由もありません。曲がり角で15分ほど考えてました。車外にも出てみました。路肩側溝注意の看板を見てたら自分が側溝に落ちました。
意を決して曲がり角を曲がったらそこが駐車場。助かりました。明るくなるまでの3時間はそこで過ごし、その後、頂上へ向かいました。頂上まで車で行ける山です。
頂上は福島県と茨城県の境です。上の写真、撮影している三角点の場所は福島県棚倉町で、写真に写っている展望台は茨城県大子町のものです。この展望台、昔は有料だったようですが、今は無料のようです。展望を楽しむならこの展望台に上がらないといけません。冒頭の写真も展望台からのものでした。
15年ぶりの八溝山。道中はほとんど覚えていなかったですね。さすがに帰りはN字に走る道を選択して帰って来ました。
私もだいぶ前に行ったきりなんですが、展望台と
三角点があるのは記憶に残ってます。
道に苦労されたようですが、このルート、ひょっとして
自分も使ったヤツかも?(記憶が曖昧なんですが)
しいたけを買った覚えや帰りに足を伸ばして行った
矢祭で食べた鮎が美味かったなぁ。。(遠い目)