清瀬市内の金山調整池にあるベンチです。
特に何の気なしに使用していましたが、歴史あるものだということを最近知りました。ベンチの裏に碑が埋め込まれていました。
それによると、このベンチの木は昭和50年の志木街道の拡幅工事で民家のケヤキの木を切らずにそのまま街路樹として使用したものの、調査の結果、倒木の危険があるということで平成12年に伐採したものだそうです。樹齢は90数年。明治時代の終わりに清瀬市に植えられたケヤキが今はこうしてここにベンチとして残されているということになります。
今後は、これまでと違った気分でこのベンチに座ることになりそうです。