海の森見学者用駐車場

 この週末、中央防波堤内側埋立地に作られる「海の森」の一般公開が行われ、行ってきました。

 以前、23区のごみの最終処分場であったこの地にふらっと出かけたことがありました。こちらです。結局、見学を受け付けている時以外は一般人は立ち入ることのできない地でありました。しかも普段の見学は平日しか行われていないようでしたので、その後の訪問は諦めていました。

 この日ばかりは自家用車に乗ったままでゲートインです。

海の森の道

 最初に少し階段で標高を稼いだ後は、こんな道を歩いて海の森予定地を見学です。植樹によってこの周りが森になるのだと思います。さすがにゴミだったものを連想させるようなものは何も目に入りませんでした。

海の森の山

海の森の山の上には飛行機

 この日の見学ルートではなかったものの、こんな所もありました。何となく、「猿の惑星」などの映画のロケに使えそうな感じです。山の向こうは都内です。羽田空港が近いため、真上を引っ切り無しに飛行機が飛んで行きました。

すぐ近くには東京港臨海大橋(仮称)

 りんかい線の車中から気になっていた東京港臨海大橋(仮称)を間近で見ることもできました。かなり高いところを走るようです。歩道もできるとか。こうやって東京湾の陸地は少しずつ海に張り出して行ってるのですね。

すぐ近くにはお台場

 山の合間の未舗装路をダンプが行き交います。そして、その少し先にはお台場が見えます。なんか不思議な光景ですが、きっとお台場も少し前まではここ中央防波堤と同じような場所だったのでしょう。

既に植樹が終わっているあたり

 既に植樹が終わっている場所もあります。驚いたことに何種類かのセミが鳴いていました。セミは土の中で何年か過ごすと言いますからどういった経緯でここで鳴いているのか気になるところです。

小川を作っているみたい

 一部には、こんな岩を並べた小川のようなものもありました。将来は水が流れるのでしょうか。

 この海の森ですが、平成28年に「概成予定です」と書かれています。ここでいう概成がどのような状態を指すのかよくわかりませんが、何かしら形ができるのでしょう。どのようなものになるのか、今から楽しみです。