大多羅法師(ダイダラボッチ)

 多摩湖の近くに巨人がいらっしゃるという話は前から知っていましたが、近くに駐車場が無くてなかなか行くことができませんでした。

 とうとう行ってきました。AKB48の「会いたかった、会いたかった、会いたかった、Yes、君に〜」の気分。

 その巨人は、日本の各地に残る伝説の巨人、大多羅法師(ダイダラボッチ)でありました。顔だけってあたりがモアイ像のようです。

大多羅法師(ダイダラボッチ)と犬

 この石像の大きさをイメージしていただくために犬のヨークシャーテリアを並べてみました。何となく大きいことが伝わるでしょうか。

 森の中にひっそりと鎮座されてました。

 この大多羅法師、案内板によるとかなりのスケールをお持ちです。藤ツルの籠で土を運んでいる時にツルが切れて落ちてできたのが富士山で、足を滑らせてはね上げた土が伊豆七島とか。水とも縁の深いお方だそうで、今もこうして都民の水がめ多摩湖を見守っていると結ばれていました。うまい。

慶性門

 西武球場前駅から多摩湖方面に歩いてくると、多摩湖が見えてきた辺りで振り返ると見える門があります。慶性門です。多摩湖に沈んだ集落にあった慶性院の山門です。お寺そのものは芋窪に移転し、山門だけがこの地に残されています。

 この門のくぐった先の小高い場所に大多羅法師はいらっしゃいます。