エジソンが日本の竹で作った電球からの流れをくむ、いわゆる白熱球がこれまでの電球の常識でした。最近、これが蛍光電球にとって代わってきましたが、世の中の流れは早い。突如としてLED電球が騒ぎ始められてきました。

 LEDは発光ダイオードと呼ばれる半導体によって光を発する仕組み。昔からスイッチのオンオフを表示するインジケータ等には使われてきました。ここにきて照明として使えるレベルにまで達したため各社から製品化されてきたのだと思います。電気を発熱という形で無駄遣いしないから「お得」ということになっています。

 部屋の蛍光電球が切れてしまったため、LED電球に変えてみるか自分なりに調べてみました。

 結果から言うとLED電球を選択しました。パナソニックのLDA7LA1というものです。11月25日に新しいものが出るためか、ムラウチで1つ1680円。現時点で最安値で買ったとは思ってますが、やっぱり高い・・・。電球1つに1680円というのは精神的な敷居が高いです。

 一方で同じパナソニックの蛍光電球であれば1つ300円で買えるというサイトもありました。その差は6倍弱です。

 60Wの白熱球をベースにすると、消費電力は蛍光電球が12Wであるのに対しLED電球が6.9W。電気代の違いでカバーするのには正直あまりに差がありません。次の比較ポイントが寿命です。蛍光電球が6000時間であるのに対しLED電球が40000時間となり、こちらを文字通りとらえれば価格差は妥当と言えます。

 で、悩んだのがこの寿命が本当なのかどうかってことでした。実は今回使えなくなった蛍光電球は半年くらいしか使えなかったので(ちなみにメーカーは日本の大手企業ではありませんでした)。本当に蛍光電球の6倍長持ちするのであればLED電球を買っても失敗はありません。でも、これが実現しなかった時には大損です。

 もしかして、LED電球を買うのは賭けなのかも・・・。正直、そんな気分ではあります。そんな気分を払拭してもらうには保証書しかないのかなって、今書いててそう感じました。題名もこれに合わせて今変更しました(笑)。1日24時間、365日点灯しても8760時間ですから、1年間の保証書ぐらいなら付けられるのではないか。これを付けてLED電球を売るメーカーが出てきたら売れるんじゃないかなと思います。

 流れを考えずに書いているので滅茶苦茶な文章になりましたが、蛇足を少し。LED電球を買う場合、他の電球と違って発光に指向性があることを考慮しておく必要があるようです。通常、上から下に向けての照明だから問題にはならないとは思うのですが。また、消費電力と明るさを対にして語りづらくなるようで、今後は「ルーメン」という明るさの尺度を覚えておくと良さそうです。