吉野家と十割そばの幟

 少し前に所沢市内の国道463号バイパス上に変な吉野家が作られているのを見ていて気になっていました。店舗が青いのです。ぱっと見、看板は普通の吉野家です。でも、良く見ると青い部分があって、「そば」と書かれています。幟には「十割そば」とも。

 そう、ここは「そば」を扱う吉野家。

そばの吉野家の店舗

 店舗はこんな感じ。入口には牛鍋丼は扱っていない旨の貼り紙がありました。やっぱり牛丼の吉野家なんです。

そばの吉野家の店内風景

 店内に入ると、いつもの吉野家とは少し違います。テーブルがたくさん並べられています。席に着くと店員さんが注文を取りに来てくれるスタイルです。テーブルには店員の呼びだしボタンもあって、少しファミレスチック。

 店内は少し和を意識したBGMが流れてまして、殺伐とした雰囲気はありません。

 メニューは牛丼とそばです。そばは冷たいのと温かいのがあります。牛丼とそばのセットもあります。冷たいそばの場合、1枚、2枚とオーダを投げるようで、あるテーブルから「並み、タマゴ、いっちょう・・・」なんてオーダの声が飛んでる時に、別のテーブルからは「2枚、入りまーす」なんてオーダの声が聞こえてきます。若干、異文化の苦しい融合が感じられます。

吉野家の十割そば

 せっかくなので、そばを注文しました。2枚盛りで580円。牛丼の世界から考えると決して安くは無いです。1枚だと380円ですが、そば1枚だと少ないですからやっぱり2枚は欲しいところです。

 このそばは店内で打っているそうで、打ち立て、茹で立ての十割そばを提供してくれるのが売りだとか。味は結構良かったと思います。ただ、2枚盛なので汁はもう少し欲しかったかも。

吉野家のそば湯

 セルフサービスでしたが、そば湯もありました。最後は、そば湯で締め。ご馳走様でした。