野山北公園の六地蔵

 これまでも何度か書いたことのある野山北公園です。いつも行く場所の少し先に六地蔵というのがあります。名前的に気になってました。今回、少しアプローチを変えて別の上り口から行ってみました。

 交差点(といっても車は通りません)の真ん中に石碑がありました。

六地蔵の石碑

 石碑に近寄るとこんな感じです。1面に2体ずつ、3面にお地蔵様がいて合わせて6体、六地蔵のようです。

 武蔵村山市のページにこの六地蔵の由来が書かれています。明治30年(1897年)に赤痢が大流行し、亡くなった51名の方を火葬したのがこの地だそうです。100年ちょっと前のことです。Wikipediaによると、この年、志賀潔氏によって赤痢菌が発見されたとあります。100年での医学の進歩は目覚ましいものがあったのだと改めて感じます。

六地蔵近くの湿地

 この六地蔵近くにはこんな湿地もあります。狭山丘陵は東京等水道局のおかげで残されている自然が結構あるように思います。