
信玄餅で有名な桔梗屋さんの工場までお菓子の詰め放題をしに出かけてきました。山梨県は笛吹市です。この国難の時期に不謹慎じゃないかという声もありましょうが、普通に生活できる人まで過度に自粛することは経済活動を縮小させて、ひいては被災された方にも影響を与えるのではないかというのが個人的意見です。もちろん、被災地復興が最優先であるのは当然です。

テレビでも紹介されているそうで(私は近所のマッチーさんから教えていただきました)、結構並ぶとは聞いていました。でも、ここまでとは・・・。10時に詰め放題開始で9時にはだいぶ並んでいるという話でしたので、8時30分頃に現地入りしましたが、既にご覧の通り。
この後、8時40分ころから整理券の配布がはじまりました。
ところが、配布される数は120枚ほど。何とかもらえるかなと思っていたら、そのアナウンスと同時に車から人がゾロゾロ出てきてさらに人数が膨れ上がってしまいました。春休みということもあるのでしょう。

整理券は目の前で無くなりました(泣)。整理券をもらえると、10時の詰め放題開始までの間は自由に行動できますし、その後も番号順に呼ばれるまでは自由です。ところが、この整理券がゲットできないと10時の開始まではもちろん、整理券組の詰め放題が終わるまで列を外れることは許されません。さらに、整理券組が詰め放題を終わった時点でお菓子が残っていなければ詰め放題はできないし、列を作っていてもお菓子が無くなった時点で解散になるそうです。あと10分早く行動していれば・・・悔やまれますが仕方ありません。並びましたよ。
近くにいた観光バスの運転手さんと添乗員さんが「やっぱり、このやり方、良くないね・・・」と話しているのが耳に残りました。

列には代表者だけが残れば良いとのことでしたので、家人と交代でぶらぶらと。9時からはアウトレットの店舗が開きますし、工場見学も始まります。
私は10時から工場見学へ。見学者も多く、残念ながら説明してくれる人の声は出発時の「これより、皆さん一緒に工場を見学していただきます」の一声だけしか聞こえませんでした。あとは列のまま工場内をグルグルとまわっての見るだけ見学となりました。
写真は信玄餅を一つ一つ包装しているところです。人手で包装してるんですね。この包装を簡易包装にすればもう少し安く信玄餅が買えるようになるのかな。4個入りだと1つ160円です、現在。

列を作り始めて3時間ほど、やっと順番が回ってきました。幸い、まだ詰め放題できるネタは残っていました。楊枝は詰めないのが基本のようです。場所を取るし、袋が破けやすくなるからだそうです。

会場はこんな感じ。みんな真剣です。袋はほどけないように結べないといけません。また、袋が破けたら交換してもらってやり直しです。また、詰め放題のお菓子の賞味期限は当日です。だから、冷凍して保存しておくと良いのだとか(私は保証しませんよ)。3時間も並ぶと列の前後の人とは自然と交流が生まれるわけですが、その中に経験者がいらっしゃってそんな情報をお聞きしました。

どうもこういう作業は苦手です。せっかくのお菓子をつぶして詰め込むのはどうも・・・なんて言っていたら負け戦なんですが。

結局、私は13個ほど。これは少ない方だと思います。横の人は「これで20個!」とか言ってましたので。代金は13個でも20個でも210円。確かにこれは安いです。ただ、工場を出るのはお昼をまわっていましたので、何となく時間は無駄にしたような・・・。複雑な気持ちにさせてくれる桔梗屋さん本社工場でありました。
>結構並ぶとは聞いていました。
長時間並ばれたようで、お疲れ様でした。私が昨年並んだ時は、暑い時季で日影がなく大変でした。
詳細レポートありがとうございます。また行ってみたくなりました。