電子申請で使用する電子証明書(公的個人認証サービス)の2回目の更新に行ってきました。場所は清瀬市役所です。3年前の前回の更新はこちらで、そもそも最初の作成はこちらに記録があります。

 e-Taxを始めとする電子申請で使用する電子証明書は住民基本台帳カード、いわゆる住基カードに組み込まれます。そもそもこの住基カードを持っている人が少ないと思われるのに、電子証明書をそこに入れて使っている人は全国民の何パーセントくらいなのでしょう。かなりの少数派のようにも感じますが、e-Japanの柱として整備されたITインフラですから、使わないと税金の無駄遣いになっちゃいます。そんな思いで私は行政機関に提出する書類は意識して電子申請しています。

 少数派とはいえ、e-Taxの普及により電子証明書を必要としている人は増えてはきているのでしょう。3年前は市役所の方も試行錯誤しながらの更新でしたが、今回はすんなりと対応していただけました。手数料は500円也。

 それにしても私が電子申請を始めてから6年。電子申請をどう評価されているのでしょう。。電子取引におけるセキュリティを確保するためには今の仕組みとする必要はあるのでしょうが、ちょっとシステム指向すぎる使い勝手であったことは否定できないと思っています。少し見直す時期が来ているかもしれません。電子化することでシステムを使う人間が苦労するのでは本末転倒ですから。

 最近は自動車運転免許にもパスワードが必要になりました。これなどは使う人に新たな苦労を強いている例ではないかと思っています。