アイリスオーヤマFB-601

 急に欲しくなった高圧洗浄機ですが、買ってしまいました。アイリスオーヤマのFB-601というもの。

 高圧洗浄機といえば、ジャパネットたかたでも売っているケルヒャーが有名らしいです。そんな情報くらいしか無い状態でシマホに行ったところリョービのものを動かしてみることができ、ビバホームに行ったらアイリスオーヤマのものも触ることができました。どうせ買うなら高圧のものが良いでしょう。けれど、値段は安く抑えたい。という視点で手に入れたのが、このFB-601でした。

 アイリスオーヤマの本社と同じ仙台にある会社からネットで購入。ポイントも考慮すると送料込みで1万円ほど。なかなかお得だったと思います。

耐圧ワンタッチコネクター

 すぐに使えるセットにはなってます。けれど、そのままだとかなり制限があります。コンセントから2.5m以内で水道の蛇口から3m以内に本体を置いて、そこを中心に半径8m以内が洗浄箇所になります。これだと厳しいので、10mの電源延長コードと写真の耐圧ワンタッチコネクターを買ってきました。家で散水に使っているホースリールにこのコネクターをつけることで、ホースを流用することができました。電力は1500Wなので15Aに耐えられる電源コードにしましょう。

洗浄前1

洗浄後1

 さっそく庭に敷いている石畳に使ってみました。上が洗浄前で下が洗浄後です。さすが、強力です。買ったばかりの頃の色合いが戻りました。洗浄後も少し汚れているように見えますが、剥がれた汚れがそのまま乾いてしまっただけです。

洗浄前2

洗浄後2

 こちらも上が洗浄前で下が洗浄後です。わかりやすいように下は洗浄途中の写真になってます。一見、黒い部分は影のように見えますが、違います。洗浄前の部分で単に濡れただけの状態です。その差は歴然です。デッキブラジでこすっても落ちなかった汚れが気持ち良いように取れてくれました。

足下は真っ黒

 面白いように汚れが取れるので最初のうちは気づかなかったのですが、ジーンズの裾が重くなってビショビショになっていました。洗浄中はかなりの水しぶきが飛びます。そのしぶきは汚れているので近くに車などがあるとまだら模様になってしまいます。注意が必要です。

 注意といえば、この写真の見苦しい足の汚れを取るために高圧洗浄機を使おうとしないことも重要です。かなり痛いです。試しましたが、一瞬で止めました。危険です。世の中にはウォーターカッターと呼ばれる水圧で何でも切ってしまうものがあるくらいなので、水と侮ってはいけません。考えてみればデッキブラシで落ちない汚れを水圧で落とすわけですから、今思えば無傷であったことを良かったと思わなければいけません。

 とまあ、なかなか素晴らしい掃除用具を手に入れたわけですが、使い始めるまでの準備と使い終わってからの後片付けは少々面倒です。年に何度使うかわかりませんが、まとめてやったほうが良さそうです。掃除機のような手軽さはありません。

 動作音は結構大きいです。基本はガンを握った時だけ発します。最初は御近所様に申し訳ないかなと思いながらも、こちらはだんだん音に慣れていってしまいました。年に数回だけご容赦いただくしかありません。最近は各社、静音モデルというのを作っているようです。このFB-601の場合は静音になるとFIN-801E(W)というモデルになるようです(もしかすると、バージョンアップなのかもしれません)。気になる場合はこちらを選択というのもありかと思います。ただし、現時点だと実売価格は倍するようです。

 今回の用途には外壁の汚れ落としというのもありましたので、少しだけこちらも試してみました。正直なところ、こちらは驚くほどの働きはしてくれませんでした。汚れの質によるものなのか、ガンの向け方(水平か、それより上)によるものなのか、エリアが広いからなのか、まあ色々な理由はあると思います。いずれにしてもプロが足場を組んでやる作業を、素人が長バシゴで作業するには限界があるとは思います。

 ただ、1回使っただけでも1万円以上の働きはしてくれたと思っています。